くるみ製本機 PB-503は糊付け製本をするため、くるみ製本機ヒーターで糊ペレットを加熱溶解します。加熱溶解するまでにウォームアップとして約20分かかります。
くるみ製本機 PB-503を使用していない状態で、糊ペレットを長時間溶解し続けていると、糊の劣化を招きます。
糊の劣化を抑えるため、本機では、下記のようなくるみ製本機ヒーターのON/OFF機能が働きます。
ジョブ終了後、約1分でOFFにします。
ヒーターのウォームアップ完了後、くるみ製本を使用しないで1分経過するとOFFにします。
くるみ製本機ヒーターは、本体の副電源スイッチをONにしても、自動でウォームアップを開始しません。
出力設定画面のくるみ製本を選択したときや、くるみ製本のプリントジョブを受信したとき、くるみ製本機ヒーターは自動的にウォームアップを開始します。
くるみ製本機 PB-503を使用する時間があらかじめわかっているときは、ヒーターのウォームアップタイムを逆算して、機械状態画面のくるみ製本機ヒータースイッチのONを押して、手動でONにしてください。
機械状態画面のくるみ製本機ヒータースイッチのONを押すと、くるみ製本機ヒーターはウォームアップを開始します。 くるみ製本機ヒータースイッチ右側のPBシャットオフ中というメッセージがPBウォームアップ中にかわります。
くるみ製本機 PB-503が使用できるようになると、PBヒーターというメッセージにかわります。
副電源スイッチをONにしたとき、くるみ製本機ヒーターのウォームアップを自動的に開始するように設定できます。詳しくは、サービス実施店にお問い合わせください。
くるみ製本機ヒーターのウォームアップ中に本体のパワーセーブ機能が働いても、ウォームアップは中断しません。また、出力設定画面のくるみ製本を選択した後、機能OFFを押しても、操作パネルのリセットを押してくるみ製本の設定を解除しても、くるみ製本機ヒーターのウォームアップは中断しません。くるみ製本機 PB-503を使用しない場合は、くるみ製本機ヒータースイッチのOFFを押して、くるみ製本ヒーターをOFFにしてください。
くるみ製本のジョブ終了後、約1分で自動的にくるみ製本機ヒーターをOFFにします。
また、くるみ製本機ヒーターのウォームアップ完了後、くるみ製本機 PB-503を使用しないで約1分経過するとヒーターを自動的にOFFにします。
くるみ製本機ヒーターがウォームアップ中またはON状態のときに、機械状態画面のくるみ製本機ヒータースイッチのOFFを押すと、OFFになります。
くるみ製本のジョブが設定されているときに、くるみ製本機ヒータースイッチのOFFを押しても、くるみ製本機ヒーターをOFFにできません。
ジョブ終了後、約1分で自動的にくるみ製本機ヒーターをOFFにしないように設定できます。詳しくは、サービス実施店にお問い合わせください。その場合、本体のオートローパワー/オートシャットオフが機能するまで、ヒーターはOFFになりません。糊の劣化にご注意ください。