ステープルピッチの調整

ステープルピッチ(間隔)を調整します。

例として、仕上りのステープル幅から4 mm 広げる場合の調整方法を説明します。

ステープルピッチ位置調整の意味と目的

  • 中とじのステープルピッチ(間隔)が狭い、または広いときに、数値を指定して間隔を調整します。

  • の数値:ステープルピッチ(間隔)を狭くします。

  • の数値:ステープルピッチ(間隔)を広くします。

推奨実施タイミング

  • 中とじのステープルピッチ(間隔)が狭い、または広いとき

想定環境

イメージコントローラー

イメージコントローラー IC-605

装着フィニッシャー

中綴じ機 SD-506

※画面例は、お使いの環境などによって、実際の表示と異なることがあります。

  1. 現在のステープル幅aを定規などで確認します。

    • ほそくステープル幅の標準位置は用紙サイズによって決められています。

    • ほそくA3たてつうしの場合:用紙の高さ(297 mm)÷2 =148.5 mm

  2. 本体のタッチパネルで、機械状態画面の調整を押します。

  3. 調整メニュー画面のフィニッシャー調整を押します。

  4. フィニッシャー調整中とじ機調整を押します。

  5. 中とじ機調整ステープルピッチ調整を押します。

  6. 調整する用紙サイズを押します。調整する数値を入力して、セットを押します。

    例:ここでは、A3たてつうしに対して、ステープル間隔を4 mm 広くします。

    項目

    設定

    A3たてつうし

    +4 mm(+4)

    • 4セットの順に押すと、入力値が[+4]となり、ステープル間隔が4 mm 広がります。

    • ほそく画面上のテンキーを押して数値を設定します。

    • ほそく+/-で数値のプラス/マイナスを選択します。

    • ほそく個別の用紙サイズを選択して数値を入力すると、個別の用紙サイズの入力値+全サイズへのオフセットの入力値が設定量になります。

    • ほそく印刷モードへを押すと印刷モードに変わり、原稿を印刷することができます。

  7. 原稿を再出力して、ステープル間隔を確認します。

    ステープル位置のズレがなくなるまで、上記の手順を繰返してください。