中折り位置を調整して、表紙側の小口のズレを直します。
例として、中綴じ機 SD-506で、表紙側の小口が2 mm飛び出てしまっている場合の調整方法を説明します。
中折り位置調整の意味と目的
中折り位置がズレたときに、数値を指定して排紙上面の幅(折り位置)を調整します。
-の数値:排紙上面を短くします。
+の数値:排紙上面を長くします。
推奨実施タイミング
中とじの中折り位置がズレているとき
想定環境
イメージコントローラー | イメージコントローラー IC-605 |
装着フィニッシャー | 中綴じ機 SD-506 |
※画面例は、お使いの環境などによって、実際の表示と異なることがあります。
小口のズレaを定規などで計測します。
本体のタッチパネルで、機械状態画面の調整を押します。
調整メニュー画面のフィニッシャー調整を押します。
フィニッシャー調整の中とじ機調整を押します。
中とじ機調整の中折り位置調整を押します。
調整する用紙サイズを押します。調整する数値を入力して、セットを押します。
例:ここでは、A3たてつうしに対して、排紙上面(表紙側)を2 mm 短くします。
項目 | 設定 |
---|---|
A3たてつうし | 排紙上面(表紙側)を2 mm 短くする(-20)
|
ほそく画面上のテンキーを押して数値を設定します。
ほそく+/-で数値のプラス/マイナスを選択します。
ほそく数値は、0.1 mm 刻みになります(1=0.1 mm)。
ほそく個別の用紙サイズを選択して数値を入力すると、個別の用紙サイズの入力値+全サイズへのオフセットの入力値が設定量になります。
ほそく印刷モードへを押すと印刷モードに変わり、原稿を印刷することができます。
原稿を再出力して、中折り位置のズレを確認します。
折り位置のズレがなくなるまで、上記の手順を繰返してください。