下記のソフトメモリースイッチ設定一覧の現象や要望を、対応するスイッチ番号を選択して解決します。
ぜんていソフトメモリースイッチの初期値はすべてOffです。OffからOnに切替えることで発生した問題を解決します。
ぜんてい下記ソフトメモリースイッチ設定一覧に記載されていないスイッチ番号は、絶対にOffからOnに切替えないでください。
管理者設定メニュー画面を表示するの操作をして、管理者設定メニュー画面を表示します。
コントローラー設定を押します。
ソフトメモリースイッチ設定を押します。
矢印キー、またはテンキーを使用して、スイッチ番号を入力し、On、Offを選択します。
各スイッチ番号の内容については、ソフトメモリースイッチ設定一覧をごらんください。
前画面を押します。
ほそくコントローラー管理者設定画面に戻ります。
ソフトメモリースイッチの状態は、機械状態設定のレポートで確認できます。詳しくは、レポートタイプを参照してください。
スイッチ番号 | 現象または要望 | スイッチOnによる解決 |
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1 | PDFダイレクトプリント時、CropBoxの値(トリミングサイズ)を使って、用紙サイズを判別したい。通常は、MediaBox(メディアサイズ)の値を基準にしている。 | PDFファイルのCropBoxの値(トリミングサイズ)を使って用紙サイズを判別します。 |
2 | 複数の印刷ジョブを1つのファイルにまとめてLPRコマンドで印刷したとき、エラーが発生して出力できない。 | コントローラーのスプール設定にかかわらず、全データ(ファイル)を受信後にジョブを実行します。このとき、印刷速度が低下することがあります。 1ファイル当たりの受信可能最大ファイルサイズは2 GB以内です。2 GBを超えると、設定変更の効果はありません。 変更後は、設定を確定するため、副電源スイッチをOFF/ONします。 |
4 | 複数のPostScriptデータを1ファイルにまとめてネットワーク経由で出力するとき、複数のデータが1つのジョブにまとまって出力される。 | Ctrl+D検出時にジョブ区切りと判断し、複数のジョブとして出力できます。 |
5 | 複数のPostScriptデータを1ファイルにまとめてUSB経由で出力するとき、1つのジョブが分割して出力される。また、エラーページが出力されることもある。 | Ctrl+D検出時に、ジョブ区切りと判断しないで、1つのジョブとして出力できます。 |
7 | 複数のジョブを1ファイルにまとめて出力するとき、PJL JOBNAME とPJL EOJ NAME コマンドでのくくりをジョブ区切りと判断し、複数のジョブとして出力するか、ジョブを区切らないで出力するかを選択したい。 | 設定値 Off:ジョブを区切らないで、1ファイルとして出力する On:複数のジョブとして出力する |
11 | 本機の給紙トレイの指定を常に自動にしたい。 | プリンタードライバーからの給紙トレイ指定にかかわらず、常に給紙トレイは自動で指定されます。 |
12 | 本機またはプリンタードライバーで設定したジョブ名を表示させるのではなく、LPRコマンドで指定したファイル名をジョブ名として本機画面のジョブリストに表示したい。 | LPRコマンドで指定したファイル名をジョブ名として本機画面のジョブリストに表示します。 |
13 | Font Management Utilityを使用してフォントをインストールするとき、タイムアウトエラーが発生する。 | タイムアウトエラーを回避します。ただし、Font Management Utilityのフォントリスト表示でRAMフォントのフォント種別がHDDとして表示されます。 |
14 | AppleTalkを有効にしたい。 | Onにすると、PageScope Web ConnectionにAppleTalk設定が表示されます。このAppleTalk設定で使用するに変更してください。 |
15 | Mac OS X以降で、表紙挿入を設定し、本身を複数部数に指定して出力しても、本身も1部しか出力しない。 | 指定のとおりの部数で出力します。 ただし、フォントデータやEPSデータを含むジョブを出力すると、エラーページが出力されることがあります。 |
16 | Mac OSでLPRコマンド(-J)を使用したら、バナーページを印字するようにしてほしい。 | バナーページを印字します。 ただし、プリンタードライバーからLPRポートを使って印刷しても、バナーページが印字されます。 |
17 | 5.5 8.5 よこつうしと8.5 11 たてつうしの混載原稿のとき、8.5 11 たてつうしのZ折りを指定しても、Z折りできない。 | 5.5 8.5 よこつうしと8.5 11 たてつうしの混載原稿のときも、8.5 11 たてつうしのZ折りができるようになります。 |
18 | PSコマンドMediaTypeで指定された用紙種類を用紙名称として登録してほしい。 | 指定された用紙名称をエンジンに送り、この名称が用紙条件登録/削除画面に登録されていない場合には自動で登録されます。 設定値 Off:登録しない On:登録する ※用紙条件登録/削除画面は、設定メニュー/カウンター画面から、ユーザー設定 - 環境設定 - 給紙トレイ設定 - 用紙設定 - 用紙プロファイル設定で確認できます。 |
25 | 混載原稿が指定された8.5 11 よこつうし サイズの原稿が含まれているジョブを、PPDドライバーで出力すると、9 11 よこつうし サイズと認識してしまう。 | 8.5 11 よこつうし サイズで印刷するようにします。 |
26 | PostScriptエラーLimitcheckが発生する。 | PostScriptエラーLimitcheckの発生を低減します。 *大量のジョブや、容量が多いジョブを印刷する際にLimitcheckが発生することがあります。 変更後は、設定を確定するため、副電源スイッチをOFF/ONします。 |
27 | 特定のPSデータを出力するとエラーになるため、PostScript(Level1)コマンドをサポートしてほしい。 | 設定値 Off:PostScript(Level1)用のコマンドに対応しない。 On:PostScript(Level1)用のコマンドに対応する。 Onを選択すると、以下のLevel1用コマンドを使用できます。 lettertray、legaltray、ledgertray、a3tray 、a4tray、b5tray、11x17tray ・変更後は、設定を確定するため、副電源スイッチをOFF/ONします。 |
28 | PPDドライバーでHDDに保存されたジョブが、AccurioPro Print Managerで編集できない。 | 編集できるようになります。ただし、プリント速度が低下する可能性があります。 |
29/30 | プリンタードライバー、AccurioPro Hot Folderを使用せずに印刷を行う場合、コントローラー独自の色変換が行われない。 ここで言うコントローラー独自の色変換とは、Color Centroで設定した色変換設定を指している。 | プリンタードライバー、AccurioPro Hot Folderを使用せずに印刷を行う際の色変換方法を切替えできます。 変更後は、設定を確定するため、副電源スイッチをOFF/ONします。 設定値 ・ 29/30=Off/Off:コントローラー独自の色変換を使用せず、埋め込まれたプロファイルを使用する ・29/30=On/Off:コントローラー独自の色変換を使用し、埋め込まれたプロファイルを無視する ・29/30=Off/On:コントローラー独自の色変換を使用し、なおかつ埋め込まれたプロファイルも使用する |
31 | PDFダイレクト印刷を使うとき、デバイスカラーの使用を切替えたい。 | 設定値 Off:デバイスカラーを使用しない On:デバイスカラーを使用する |
32 | PDFをPostScriptに変換するとき、複雑な透過オブジェクトなどを正常に変換できない場合がある。 | 変換方式を切替えて対応します。 設定値 Off:オブジェクトごとに変換 On:ページ全体で変換 |
33 | PCLデータを両面出力するとき、裏面の白紙ページが破棄されてしまう。 | 裏面の白紙ページも出力します。この白紙ページは課金されません。 |
34 | PSフォントを大量にダウンロードしている場合、PSフォントリストの印刷時間が長くなることがある。 | フォントリストにダウンロードフォントのサンプル文字を出力せず、フォント名だけ表示することで、PSフォントリストの印刷速度を改善します。 |
36 | 混載原稿(A4 よこつうし/たてつうし)のPCL XL/TIFFデータを出力する場合、PSドライバーから出力したときと比較して、横置き原稿のとじ位置がかわってしまう。 | PSドライバーから出力したときと同様のとじ位置で印刷されます。 |
38 | Linux経由で印刷すると必ずバナー出力されてしまうため、バナー出力を無効にしたい。 | LPRコマンドの-Cオプション(バナー生成)を無効にします。 設定値 Off:-Cオプションを有効にする On:-Cオプションを無効にする |
40 | AccurioPro Hot Folderのホットフォルダーに保存されたファイルを、給紙トレイ内の原稿サイズに最も近い用紙サイズで印刷したい。 | 出力用紙サイズが自動、出力トレイが自動、本設定がOnの場合、給紙トレイ内の原稿サイズに最も近い用紙サイズで印刷されます。ただし、出力できる用紙がないときは、通常のAPS(自動用紙)で選択される出力用紙サイズで印刷されます。 |
43 | MIB(kmNetHttpdEnable)をdisableからenableに変更すると、操作パネル上のネットワーク設定httpサーバー設定は使用するになるが、PageScope Web Connection上の設定では変更されない。そこで操作パネル上とPageScope Web Connectionの設定を連動させるかどうかを選択する。 | 設定値 Off:操作パネルとPageScope Web Connectionを連動させない On:操作パネルとPageScope Web Connectionを連動させる |
44 | 共有フォルダー数の多いコンピューターへSMBブラウジングするとき、サブフォルダーもチェックしたい。 | サブフォルダーチェックをします。ただし、数分の時間を要する可能性があります。 |
45/46 | プリンタードライバー、AccurioPro Hot Folderを使用せずに印刷を行う場合、カラーモードを指定したい。 | カラーモードを指定できます。 設定値 ・ 45/46 = Off/Off:オートカラー ・ 45/46 = Off/On:フルカラー ・ 45/46 = On/Off:グレースケール ・ 45/46 = On/On:オートカラー |
48/49 | プリンタードライバー(PCL、PS Plug-in, PPD)の指定にかかわらず、印刷/保存/印刷&保存を強制的に行いたい。 | 以下の設定を強制的に指定します。 設定値 ・48/49 = Off/Off:OFF ・48/49 = Off/On:印刷 ・48/49 = On/Off:保存 ・48/49 = On/On:印刷&保存 |
51 | 本機がサポートする最大用紙サイズを超えるジョブをAccurioPro Hot Folderで出力する場合、印刷せずエラーページとして出力するが、通常中央部分を等倍出力で印刷してほしい。 | Off:エラーページを出力する(PS、PDF の場合) 縮小して出力する(TIFF の場合) On:中央部分を等倍出力する
制限事項 PS、PDFの場合 Offのときは、原稿サイズが、本機がサポートする最大用紙サイズを超えるとエラーページを出力します。 Onのときは、原稿サイズが、1,600 2,100 mmを超えるとエラーページを出力します。 TIFFの場合 Onのときは、900 1,320 mmを超えると、画像がずれて印刷される場合があります。 |
55 | トンボ付きのデータを印刷するとき、モノクロのページのトンボをCMYK混色ではなく、K単色で印刷したい。 | 設定値 Off:モノクロのページのトンボをCMYK混色で印刷する On:モノクロのページのトンボをK単色で印刷する |
59 | RAWプロトコル使用時に、EOT0x04というコードを受信したら、EOTをエコーバックするようにしてほしい。 | 設定値 Off:EOTをエコーバックしない On:EOTをエコーバックする |
61 | PCL5コマンドで作成されたジョブでふちなし印刷をしたい。 | PCL5コマンドで作成されたジョブでもふちなし印刷ができます。 設定値 Off:ふちなし印刷しない On:ふちなし印刷する |
62/63 | PS Plug-inドライバーを使用しなくても、プリントジョブ完了後のステータス通知メールを送信してほしい。 | 以下の設定で通知メールを管理者アドレスへ送信できます。 設定値 62/63=Off/Off:通知メールを送信しない 62/63=Off/On:常に管理者アドレスへ通知メールを送信する 62/63=On/Off:エラー時にだけ、管理者アドレスへ通知メールを送信する |
66 | 通常プリンタードライバーもしくはAccurioPro Hot Folderで設定した内容は、本体コントローラー設定内のダイレクトプリント設定で設定した内容より優先されて出力される。 | 設定値 Off:プリンタードライバー/AccurioPro Hot Folder設定を優先にする On:ダイレクトプリント設定*を優先にする *ダイレクトプリント設定はPageScope Web Connectionの管理者設定でも設定できます。 |
71 | PS Plug-inドライバーのフォームを、透過させるかどうかを変更したい。 | 設定値 Off:オブジェクトに関わらず、フォームを透過させる On:オブジェクトに関わらず、フォームを透過させない 制限事項 カスタムスクリーンを設定した場合は、反映されません。 |
73 | 用紙不一致のジョブの取り扱いを変更したい。 | 設定値 Off:一時停止する On:印刷せず、HDDに保存される(ジョブリストの一時保存ジョブに表示される) 制限事項
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74/75 | グレー置換におけるRGB値の誤差の取り扱いを変更したい。 | R=G=Bの許容範囲を設定できます。 設定値 ・74/75 = Off/Off:±0 ・74/75 = On/Off:±3 ・74/75 = Off/On:±5 ・74/75 = On/On:±10 |
77 | AccurioPro Print ManagerにおいてPPMLファイルの保存を可能にし、ページ毎に部数を変えることができるようにしてほしい。 | 設定値 Off:PPMLファイルの保存を許可しない On:PPMLファイルの保存を許可する Onにした場合(保存されたPPMLファイルについて):
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79 | AccurioPro Hot Folder(PDFだけ)で定形サイズ以上の原稿上の画像を画像シフト機能でシフトさせて定形用紙に出力する場合、画像の欠損が起こらないようにしたい。 | 印刷面の欠けが起こらないよう、RIPで画像シフトを行います。 設定値 Off:RIPで画像シフトしない On:RIPで画像シフトする 制限事項
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80 | スイッチ番号79の画像シフト機能(PDFだけ)をPSジョブにも適用させたい。 | 印刷面の欠けが起こらないよう、RIPで画像シフトします。 設定値 Off:RIPで画像シフトしない On:RIPで画像シフトする 制限事項
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81 | 通常モノクロ・カラー混在原稿をApogeeから出力した場合、アプリケーション側で自動判別ができないため、本機がオートカラーで処理している。 オートカラーの場合、生産性が若干下がるため、フルカラーにすることで生産性を下げないで出力したい。 | 設定値 Off:ApogeeからCMYKで出力されたジョブはオートカラーとして処理する On:ApogeeからCMYKで出力されたジョブはフルカラーとして処理する |
82 | ネットワーク設定-NIC設定-詳細設定にある状態通知設定のトレイ紙補給は、通常トレイから用紙が無くなったらE-mai通知をするが、用紙が無くなる前(スケジュールでジョブバーの色が黄色に達した場合)に、通知するようにしてほしい。 | 状態通知設定のトレイ紙補給の通知を変更します。 設定値 Off:トレイから用紙が無くなったら通知する On:用紙がなくなる前に通知する |
83 | OpenAPI対応アプリケーション(Dispatcher Phoenix)に送信するスキャンデータを、ページごとに分割するか、一括にするかを選択する。 | 設定値 Off:ファイルをページ分割する On:全ページ一括 ページの分割および一括に対応できるフォーマットは以下の通りです。
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84 | Linux上で使用されるLPQ -Pコマンドに対応してほしい。 | 設定値 Off:LPQ -Pコマンドを入力しても何も反応しない On:LPQ -Pコマンドを入力すると、デバイスの状態に応じてReadyもしくはNot Readyが返ってくる Ready、Not Readyが返って来た時の仕様は以下の通りです。
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89 | 設定情報印刷の内容をすべて黒文字にしてほしい。 | 設定値 Off:すべて黒文字にしない On:すべて黒文字にする |
91 | APPEでグラデーションオブジェクトにグレー補償/グレー置換を使用した場合、対象色だけでなくその周囲の色も影響を受ける。 そこで、グラデーションオブジェクトにグレー補償/グレー置換を適用することを優先するか、周辺色に影響が出ないことを優先するかを選択できるようにしたい。 APPEの機能を使用するには、アップグレードキット(UK-104、UK-218)が必要となります。 | Off:グラデーションオブジェクトにもグレー補償/グレー置換を適用する ただし、グレー補償/グレー置換の対象色だけでなく、その周囲の色も影響を受けます。 On:グラデーションオブジェクトにはグレー補償/グレー置換を適用しない この場合、対象色周辺の色は影響を受けません。 |
93 | 印刷データに含まれている特色がコントローラーに登録されていない場合、そのデータを印刷しないでHDDに一時保存してから、エラーとして待機させるようにしてほしい。 | 印刷データをHDDに一時保存してから、エラーとして待機させるようにします。 設定値 Off:HDDに一時保存しない On:HDDに一時保存する 制限事項
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94 | PPMLデータを混載ページで印刷した場合、再利用オブジェクトを使用すると、欠損したページができてしまう。 再利用オブジェクトを使用しても、回転位置を調整してページが欠損しないようにしてほしい。 | 設定値 Off:再利用オブジェクトの位置調整無効 On:再利用オブジェクトの位置調整有効 |
95 | 給紙トレイ指定PSコマンドのMediaPosition1(トレイ2)とMediaPosition2(トレイ3)を紙色指定MediaColor(Other)とMediaColor(White)に変換して、給紙トレイ自動選択機能を使いたい。 | 設定値 Off:コマンド変換しない On: MediaColorコマンドの仕様は以下の通りです。
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97 | Printgrooveでの印刷時に、不要なタブ紙を排紙できるようにしてほしい。 | 設定値 Off:排紙しない On:排紙する |
98 | くるみ製本で表紙画像 2 in 1選択時に背表紙が空白にならないようにしてほしい。 | 設定値 Off:背表紙を空白にする On:背表紙を空白にしない |
101 | @PJL INFO STATUSというコマンドを受信し送信すると、ステータスごとに送信処理してしまうため(複数回送信処理する)、ステータスをまとめて1回の送信処理で済ませるようにしてほしい。 | 設定値 Off:ステータスごとに送信処理する On:ステータスをまとめて送信処理を1回にする |
102 | @PJL USTATUS JOB=ONコマンドによるJobStart/End通知を、 | 設定値 Off:JobStart通知タイミングをすべてのジョブを受取ったあとにする On:JobStart通知タイミングを1枚目排紙完了時にする |
103 | ファイル内に@PJL EOJ NAMEという記述がある場合、ジョブの分割が発生してしまい、想定外のページ数を返してしまうことがある。 そこで@PJL JOB NAMEと@PJL EOJNAMEのジョブ名の判定を追加し、ジョブ名が一致する場合だけ1ジョブとする対応を行いたい。 | 設定値 Off:@PJL JOB NAMEと@PJLEOJ NAMEのジョブ名を判定しない On:@PJL JOB NAMEと@PJLEOJ NAMEのジョブ名を判定する ジョブ名を判定させるためには、スイッチ番号7をOffにする必要があります。 |
107 | 本機のホットフォルダーでPCL 5e形式のファイルを出力したい。 | 設定値 Off:PCL 5eをサポートしない On:PCL 5eをサポートする Onにした場合、本機のホットフォルダーでサポートされていないファイル形式で出力すると、バイナリーデータが印字されたページが大量に出力されます。 |
108 | サポートされていないファイル形式でホットフォルダー以外(ダイレクトプリントなど)から出力すると、バイナリーデータが印字されたページが大量に出力されてしまうのを防ぎたい。 | PCL 5eで出力されるため、PCL 5eをサポートしないことで、バイナリーデータの印字を防ぎます。Onにすると、エラー扱いとなり出力されません。 設定値 Off:PCL 5eをサポートする On:PCL 5eをサポートしない |
110 | 特定のPSジョブ*をダイレクト印刷すると、PJLで設定した部数が反映されず1部しか印刷されないことがある。そのためPJLで設定した正しい印刷部数で印刷されるようにしてほしい。 *特定のPS ジョブとは、ステープルなどのジョブ設定がPS のCustom Operator で設定されているジョブのこと。 | PJLで設定した印刷部数が優先されます。 |
111 | PSファイルで設定したページ単位でのステープル設定に対応してほしい。 | 設定値 Off:ステープル設定に対応しない On:ステープル設定に対応する |
112 | スイッチ番号40の設定に加え、AccurioPro Hot Folderの印刷位置設定(先端/中央/後端)もできるようにしてほしい。 | 設定値 Off:印刷位置設定に従わない On:印刷位置設定に従う 制限事項
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116 | APPEでPDFファイルをインポートする際、画像生成を印字領域サイズ基準でしてほしい。 | 設定値 Off:PDF原稿サイズ基準 On:印字領域サイズ基準(CPSIと同じ) 制限事項
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120 | Real Time Mode Twain driverで色空間の設定をしたい。 | 以下のように設定できます。 Off:sRGB On:Adobe RGB |
121/122 | Real Time Mode Twain driverで同幅混載などの特殊原稿の設定をしたい。 | 以下のように設定できます。 121/122=Off/Off:普通原稿 121/122=On/Off:同幅原稿 121/122=Off/On:異幅原稿 121/122=On/On:Z折れ原稿 |
123 | Real Time Mode Twain driverを使って薄紙を設定したい。 | 以下のように設定できます。 Off:普通原稿 On:薄紙 |
124 | AccurioPro Hot Folderで用紙サイズに合わせる機能を縮小のみにしてほしい。 | 設定値 Off:用紙サイズに合わせて縮小、拡大する On:用紙サイズに合わせて縮小する(拡大はしない) 制限事項
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125 | AccurioPro Hot Folderで用紙サイズに合わせる使用時に合わせるサイズを印字エリアに切り替えたい。 | 設定値 Off:用紙サイズに合わせる On:印字エリアに合わせる 制限事項
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127 | Microsoft Office系アプリケーションの透過オブジェクトを、高解像度で出力したい。高解像度にすると、印刷時に透過の%によって発生されるドットの目立ちが解消できる可能性がある。 | 設定値 Off:高解像度にしない On:高解像度にする Onにすると、本体の設定に関わらず、 PostScript印刷時は必ずスプールされます。 制限事項
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130 | PS Plug-inドライバーにあるバナーページにジョブの部数とページ数を印字させたい。 | 設定値 Off:バナーページにジョブの部数とページ数を印字しない On:バナーページにジョブの部数とページ数を印字する 制限事項
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131 | PS Plug-inドライバーにあるバナーページは、通常ジョブの前に出力されるが、ジョブの後に出力させるようにしてほしい。 | 設定値 Off:バナーページ⇒ジョブの順で印刷される On:ジョブ⇒バナーページの順で印刷される |
132 | PCLジョブに対し、競合する以下2つの機能
を同時に設定できる。 デフォルトでは、PCL準拠の仕様でText余白幅指定が優先されるが、HP機互換の仕様である右端合わせ(Horizontal Motion Index)を優先する設定にしたい。 | スイッチをOnにすることで、HP機互換の仕様に変更できます。スイッチをOnにすることで、HP機互換の仕様に変更できます。 設定値 Off:Text余白幅指定を優先する(PCL準拠の仕様) On:右端合わせを優先する(HP機互換の仕様) |
135 | ネットワーク設定-NIC設定-詳細設定にある状態通知設定で設定したE-mail先に、印刷開始(Job Started)、印刷終了(Job finished)それぞれの時点で通知メールを送ってほしい。 | 設定値 Off:通知メールを送らない On:通知メールを送る 制限事項 通知メールを送ることが出来るのは、E-mail宛先1だけです。 |
136 | AccurioPro Print ManagerでAPPEのコンポジットオーバープリントを有効(オフ以外)、用紙種リンクをオンにした設定のジョブをインポートするとエラーが起きてしまう。 | Onに変更することでエラーが起こらないようになる可能性があります。 |
137 | RIP済みのラスターデータを、指定したSMBサーバーにTIFF形式またはPDF形式で転送したい。たとえば、デジタル検版などで使用したい。 | 設定値 |
146 | Adobe Acrobatではフォントエラーが通常無視されるが、APPEでは無視されずにエラーとして出されるようにしたい。 | 設定値 Off:フォントエラーを無視する On:フォントエラーを無視せず、エラーを出す |
147 | AccurioPro Print Managerのジョブ編集を使って印刷部数が1部かつグループになっている場合、強制的に設定をソートに変更したい。 | 印刷部数が1部のときはグループ固定になります。 |
149 | APPEでコンポジット印刷の場合でも、タグ別のDLP(Device Link Profile)を指定したい。 | 設定値 Off:APPEでコンポジット印刷のとき、タグ別のDLP指定を制限します。 On:APPEでコンポジット印刷のときでも、タグ別にDLPを指定できます。 |
150 | ポスター印刷のとき、すべてのページにカラーバーとカラー設定情報を印字したい。 | 設定値 ポスター印刷でバナーページを設定したとき、 Off:カラーバーとカラー設定情報をバナーページだけに印刷します。 On:すべてのページにカラーバーとカラー設定を印刷します。 制限事項
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151 | Duplexコマンドが指定されているページはオモテ面に印刷したい。 | Duplexコマンドが指定されているページをオモテ面に印刷します。 制限事項
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152 | ダイレクトプリント利用時、設定情報とカラーバーの印刷位置が、PS Plug-inドライバー利用時の印刷位置と異なる。 本現象は、原稿の向き(縦または横)を変更した際に発生する。
| 設定値 Off:設定情報とカラーバーの印刷位置を、PS Plug-inドライバー利用時と同じ位置にする。 On:設定位置とカラーバーの印刷位置は、原稿向きの設定に関わらず、原稿サイズに合わせる。 |
155 | CPSIとAPPEのキャッシュ領域を拡張HDDに移行したい。 | 設定値 Off:移行しない On:移行する 変更後は、設定を確定するため、副電源スイッチをOFF/ONします。 |
156 | VPSXサーバーから複数で送られるジョブ(2~10部)の最後の部で印刷が止まってしまう。 | ジョブエンド検知を拡張することにより、印刷が止まってしまう現象を解消できる可能性があります。 設定値 Off:ジョブエンド検知を拡張しない On:ジョブエンド検知を拡張する |
157 | EOJコマンドの応答結果で、Resultの内容が出力されないため、出力させるようにしてほしい。 | Resultの内容を出力させるように設定します。 例:Result=OKなど 設定値 Off:出力しない On:出力する |
158 | CMYKデータをグレースケールに変換するプロファイルはCPSIとAPPEのそれぞれで異なっており、通常はCPSIのプロファイルを使用している。CMYKで作成された高濃度の写真データなどは、APPEのプロファイルを使うと画質が向上する場合があるため、APPE同等レベルのプロファイルを使用できるようにしてほしい。 | 設定値 Off:CPSIの変換プロファイルを使用する On:APPE同等レベルの変換プロファイルを使用する 制限事項
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159 | CMYKデータをグレースケールに変換するAPPEのプロファイルでは、通常、CMYK高濃度部の階調性を再現するため、原稿データの黒濃度100%領域を黒濃度100%で出力することができない。そこで強制的に黒濃度100%で出力できるようにしてほしい。 | イメージオブジェクトが黒濃度100%保持できないため、保持できるよう設定します。 設定値 Off:グレースケール出力時に黒濃度100%を保持しない On:グレースケール出力時に黒濃度100%を保持する 制限事項
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160 | CMYK-CMYKダイレクトリンクプロファイルの最大登録数を100個以上に拡張できるようにしてほしい。 | 設定値 Off:CMYK-CMYKデバイスリンクプロファイルを、最大50件登録できるようにする。 On:CMYK-CMYKデバイスリンクプロファイルを、最大100件登録できるようにする。 |
161 | CMYK-CMYKダイレクトリンクプロファイル登録時、最大登録数を超える場合、一番古いプロファイルを自動で削除し、新しいプロファイルが登録できるようにしてほしい。 | 設定値 Off:すでにCMYK-DLPプロファイルが最大件数登録されている場合、新規で登録できないようにする。 On:すでにCMYK-DLPプロファイルが最大件数登録されている場合、作成日時が最も古いテーブルをリストから削除し、新しいCMYK-DLPプロファイルを登録するようにする。 |
162 | PS Plug-inドライバーで2色印刷(モノカラーとして使用)設定時、原稿の中にドライバーで設定した同じ特色があるときに印刷すると、濃度が薄くなってしまうことがある。同じ特色がある場合は、変更せずにそのままの濃度で印刷してほしい。 | 設定値 Off:2色印刷時に版(CMYK)を置き換える特色が指定され、原稿上にその特色が存在する場合は、原稿上の特色は変更する。ただし、濃度が薄くなる場合がある。 On:2色印刷時に版(CMYK)を置き換える特色が指定され、原稿上にその特色が存在する場合は、原稿上の特色は変更せず、そのままの濃度で出力する。 |
163 | AccurioPro Hot FolderでAPPEジョブを印刷しようとすると、天地が逆になってしまう問題が起きるがCPSIジョブでは起きない。APPEジョブでもCPSIジョブと同じように問題が起きないようにしてほしい。 原因として、 CPSI:実際の原稿の向き基準で画像が生成される。 APPE:AccurioPro Hot Folderの原稿の向き設定を基準に画像が生成される。 | Onにすることで、AccurioPro Hot Folderの原稿の向き設定を強制的に無視し、原稿1ページ目の向きに合わせることで問題を解消できる場合があります。 設定値 Off:AccurioPro Hot Folderの原稿の向き設定に従う On:原稿1ページ目の向きに合わせる ※混載原稿は設定に関係なく、原稿1ページ目の向きに合わせて印刷します。 制限事項
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164 | ユーザー認証の認証方式を外部サーバー認証に設定している場合、ログイン後にScan To E-mailでスキャンデータを送信する際、このメールからの宛先を本機の管理者アドレスにしてほしい。 | Scan To E-mailにおいて送信されるメールの送信元アドレスを切り替えます。 設定値 Off:無効(環境に沿った(例えば認証ユーザーの)アドレスが設定される) On:有効(本機の管理者アドレスが設定される) |
165 | RIP済みのTIFFの書き出し時の圧縮形式をZIP形式ではなくLZW形式で書き出せるようにしてほしい。 | ファイル送信機能のTIFF圧縮形式を指定します。 設定値 Off:ZIP形式で書き出す On:LZW形式で書き出す 制限事項
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166 | 受信したPDFファイルで、以下の間接オブジェクトがあれば、検出させて両面印刷するようにしてほしい。 間接オブジェクト: DuplexFlipLongEdge(両面印刷、長辺とじ) DuplexFlipShortEdge(両面印刷、短辺とじ) | 間接オブジェクトを検出させて、両面印刷するように指定します。 設定値 Off:検出しない On:検出する 制限事項
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167 | AccurioPro Print Managerから、APPEにてPDFのコンポジットオーバープリントを使って印刷すると、透明属性のオブジェクトが多い箇所は処理するのに大幅な時間がかかってしまうことがある。 | APPEのラスタライズ方法を変更して印刷します。 設定値 Off:従来のラスタライズ方法を使用 On:特殊のラスタライズ方法を使用 制限事項
注意 Onにすると、透明属性が多いページは、正常に印刷されない場合があります。 |
168 | AccurioPro Hot Folderから、APPEにてRIP時に大量のメモリーを使用するPDFデータ(透明属性もしくはオーバープリントが多用されているなど)を印刷すると、2ページ目で出力完了してしまうことがある。CPSIでは問題ない。 | 出力方法を切り替えることにより、問題を解消できる場合があります。 設定値 Off:ジョブ単位 On:ページ単位 制限事項
重要 変更後は、設定を確定するため、主電源スイッチをOFF/ONします。 |