くるみ製本機 PB-503の製本で、糊タンク内および塗布ローラーの制御温度を設定して、糊の管理をします。
温度センサーは、下記の2種類があります。
糊タンク下部:
タンクヒーター制御温度を調整します。
温度低:糊粘度上昇、温度高:糊粘度低下
初期値:185℃
推奨範囲:180℃~190℃
塗布ローラー:
ローラーヒーター制御温度を調整します。糊加熱をサポートします。
温度低:糊粘度上昇、温度高:糊粘度低下
初期値:165℃
推奨範囲:160℃ ~ 170℃
糊タンクの温度センサーの設定温度はむやみに変更しないでください。
[機械状態]画面の[調整]を押して、[調整メニュー]画面を表示します。
[フィニッシャー調整]、[くるみ製本機調整]、[温度設定]の順に押します。
表紙をくるみ製本機表紙トレイ、または任意のトレイにセットします。
本身用紙を任意の給紙トレイにセットします。
調整したい項目のボタンを選択します。
[印刷モードへ]を押します。
本身用紙をセットしたトレイを選択します。
操作パネルのスタートを押します。
テストパターンのくるみ製本が出力されます。
塗布された糊の状態が適切かを確認します。
調整が必要な場合は、[印刷モード終了]を押して、[温度設定]画面に戻ります。
画面のテンキーで設定値を入力します。
[+/-]で数値のプラス/マイナスを選択します(この調整は温度を設定する項目のため、最終的な設定値をマイナスで設定することはできません)。
[セット]を押して、現在値を変更します。
目的の結果が得られるまで、手順6 ~ 手順11を繰返します。
[前画面]を押します。
[くるみ製本機調整メニュー]画面に戻ります。