ネットワーク上で提供される複数のソフトウェアサービスを、1回の認証で利用できるようにする仕組みを、シングルサインオンと呼びます。クラウド環境では、認証機能を提供するIDプロバイダー(IdP)と、各種のアプリケーション機能を提供するサービスプロバイダー(SP)が連携することで、シングルサインオンを実現します。
本機では、クラウドのIdPを利用してユーザーを認証することができます。IdP認証を導入する場合は、次の手順で設定してください。
IdPを利用してユーザーを認証するための設定をします。
IdP認証を優先して使いたい場合は、[IdP認証を優先する]をオンにします。
[IdP認証ユーザー設定]の設定内容
設定 | 説明 |
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[認証情報の一時保存] | IdP認証によって本機にログインしたユーザーの認証情報を保存する場合は、オンにします(初期値:オフ)。 |
[ユーザー情報の上書き] | IdP認証によって本機にログインしたユーザーの認証情報を保存する場合に、保存されている認証情報が1000件に達したとき、上書きを許可するかどうかを選びます(初期値:[禁止])。
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IdP認証のログイン画面を表示するための設定をします。
Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ネットワーク]-[IWS設定]-[認証画面設定]で、[認証画面設定]をオンにします。[アプリケーション一覧]から[IdP Authentication Client]を選択し、[OK]をクリックします。
IdP認証のログイン画面に表示するクラウドサービスの数を設定します。使用するクラウドサービスの数と同じ数を設定してください。
Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ネットワーク]-[IWS設定]-[アプリケーション一覧]で、[アプリケーション一覧]から[IdP Authentication Client]を選択し、[詳細]をクリックします。[アプリケーション設定]の[有効にしているIdP数]で、使用するクラウドサービスの数を入力します。
IdP認証によって本機にログインしたユーザーの認証情報を管理します。
Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ユーザー認証/部門管理]-[ユーザー認証設定]-[IdP認証ユーザー情報]で、次の設定をします。
設定 | 説明 |
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[IdP認証ユーザー情報] | IdP認証によって本機にログインしたユーザーの認証情報の一覧が表示されます。
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