ステープル位置の調整

平とじの2箇所のステープル間隔(位置)を調整します。

例として、フィニッシャー FS-532で、ステープルピッチ(140 mm)の場合に、ステープル間隔を 2 mm狭く調整する方法を説明します。

■ステープル位置の調整の意味と目的

  • 平とじの2箇所のステープル間隔(位置)が広い、または狭いときに、数値を指定してステープル位置(ステープル間隔)を調整します。

  • 「-」の数値:狭くします。

  • 「+」の数値:広くします。

■推奨実施タイミング

  • ステープル間隔(位置)を調整したいとき

■想定環境

イメージコントローラー

イメージコントローラー IC-604

装着フィニッシャー

フィニッシャー FS-532

※画面例は、お使いの環境などによって、実際の表示と異なることがあります。

  1. 原稿を出力し、ステープルピッチの間隔aを定規などで計測します。

    ここでは、aのステープルピッチを2 mm 狭くします。

  2. 本体のタッチパネルで、機械状態画面の調整を押します。

  3. 調整メニュー画面のフィニッシャー調整を押します。

  4. フィニッシャー調整平とじ機調整を押します。

  5. 平とじ機調整平とじ機(メイン)調整を押します。

  6. 平とじ機(メイン)調整ステープル位置調整を押します。

  7. 2 箇所ピッチ(140mm)を押します。次の数値を入力してセットを押します。

    例:ここでは2 箇所ピッチ(140mm)のステープルピッチを2 mm 狭くします。

    項目

    設定

    2 箇所ピッチ(140mm)

    2 mm狭くする(-2)

    • 2 箇所ピッチ(140mm)+/-2セットの順に押すと、入力値が[-2]となり、ステープルピッチが2 mm 狭くなります。

    • ほそく画面上のテンキーを押して数値を設定します。

    • ほそく+/-で数値のプラス/マイナスを選択します。

    • ほそく印刷モードへを押すと印刷モードに変わり、原稿を印刷することができます。

  8. 原稿を再出力して、ステープル間隔を確認します。

    必要に応じて、上記の手順を繰り返してください。