ノド(とじ部分)の調整

見開きページのノドの幅(ページ間隔)を調整します。

例として、見開きページのノドにすき間ができ、見開き画像が2.5 mm離れてしまっている場合の調整方法を説明します。

■ノド調整の意味と目的

  • ノドの位置で見開きの画像がズレたときに、数値を指定してノドの幅(ページ間隔)を調整します。

  • 「-」の数値:ノドの幅を狭くします。

  • 「+」の数値:ノドの幅を広くします。

■推奨実施タイミング

  • ノドの位置で見開きの画像がズレているとき

■想定環境

 OS

Windows 7

アプリケーション

Adobe Acrobat XI Pro

プリンタードライバー

PS Plug-in ドライバー

イメージコントローラー

イメージコントローラー IC-604

装着フィニッシャー

中綴じ機 SD-506

※画面例は、お使いの環境、およびアプリケーションのバージョンやリビジョンなどによって、実際の表示と異なることがあります。

  1. ノドのズレaを定規などで計測します。

  2. アプリケーションで原稿を開き、ファイルメニューから印刷をクリックします。

  3. 印刷するプリンターを選び、プロパティをクリックします。

  4. レイアウトタブをクリックします。

    下の画面は、見開き印刷をする場合の設定例です。

    設定について詳しくは、見開き印刷の概要をごらんください。

  5. 面付品質標準または高精度を選び、調整する数値を入力します。

    例:ここでは、ノドの幅を2.5 mm狭くします。

    項目

    設定

    面付品質

    標準

    ページ間隔

    ノドの幅を2.5 mm狭くする(-2.5)

    • ほそく面付品質高精度を選ぶと、次のような設定ができます。

    • ほそくページ間隔を0.01 mm刻みで調整できます。

    • ほそくふちなし印刷を設定すると、余白のふちをつけずに印刷できます。

  6. 原稿を再出力して、見開きページのノドのすき間を確認します。

    すき間がなくなるまで、上記の手順を繰返してください。