機械が動作中に一時的に違う設定でコピーする機能を割込みといいます。
操作パネルの割込みを押すと、動作中の機械が割込み可能なタイミングになったときに動作を一時的に停止し、異なる設定のコピーができます。
割込み終了後は、割込み前の状態で動作を再開します。
下記の条件のときは、割込みを押しても、割込みモードになりません。
一括出力または原稿読込みをしているとき
サービスコール中/紙づまりなどトラブル発生中
割込みモードでコピー中
イメージコントローラー IC-605装着機で優先出力ジョブ実行中、または優先出力ジョブが予約ジョブリストにあるとき
自動画質補正がONのジョブがジョブリストに1つ以上あるとき(ジョブ実行中、ジョブ予約中、のどちらも該当します)
ぜんてい割込みモードでのコピー予約はできません。
ぜんてい割込みモード中は、オートローパワー/オートシャットオフは機能しません。
ぜんてい割込み停止方法を設定メニューで設定できます。詳細は、ユーザー設定:コピー設定をごらんください。
操作パネルの割込みを押します。
割込み可能になるまで割込みランプが点滅します。割込みが可能になるとメッセージ表示部にコピーできますと表示され、割込みランプが点灯にかわり、コピータブが割込みタブにかわります。
割込みモードのコピー画面が表示されます。
目的のコピー条件を設定します。
コピー予約以外のコピー条件の設定ができます。
ほそく割込み停止方法を部数途中に設定しているときは、応用設定の設定はできません。
ほそく割込み停止方法を部数途中に設定しているときは、コピープログラムに登録してある設定を読出すことはできません。
原稿を原稿ガラスまたはADFにセットし、操作パネルのスタートを押すと、割込みコピーを出力します。
ほそく割込みコピー出力中、ジョブリスト画面の出力予約ジョブには割込みジョブがリストの先頭に表示されます。
割込みコピーが完了したら、割込みを押します。
割込みランプが消灯して割込みモードが解除され、機械は割込み前の設定に戻って割込み前の動作を再開します。
ほそく割込みコピー終了後に割込みモードが自動的に解除されることはありませんが、オートリセット機能が働いたときは、解除されます。