エキスパート調整の詳細を説明します。
先端1オフセット(オモテ)~先端3オフセット(ウラ):
ドラム分離不良、ベルト分離不良、画像ノイズが発生するときに調整します。調整によって転写ハジキまたはベルト分離不良や転写不足による濃度低下またはドラム分離不良など、さらに悪化することがありますのでご注意ください。先端1と先端2のオモテ同士、ウラ同士は同じ値を入力します。
先端3オフセットを行うときは、サービズ実施店にお問い合わせください。
画像オフセット(オモテ)、画像オフセット(ウラ):
転写不足、画像ノイズ、転写ハジキが発生するときに調整します。調整によって転写ハジキや転写不足による濃度低下、または画像ノイズを起こすことがありますのでご注意ください。
先端イレース量:
上質紙、普通紙の薄紙のオモテ面プリントで定着ローラーに巻付きのトラブルが起こるときに調整します。調整によって先端画像が欠損することがあります。
後端イレース量:
上質紙、普通紙の薄紙のウラ面プリントで加圧ローラーに巻付きのトラブルが起こるときに調整します。調整によって後端画像が欠損することがあります。
定着温度調整:
ウラ面プリントの汚れ、トナーの定着性の低下、用紙の波打ちやカールなどのトラブルが起こるときに調整します。
IQ搬送ローラー速度調整:
特殊紙(特に薄紙)を使用した場合に、波打ちが発生して、階調が正しく取得できないときに調整します。
定着圧接力設定:
定着不足の場合に、圧接力が大きくなる方向に調整します。カール量も増加します。
プロセス速度調整:
エンボス紙、未印字挿入紙以外の用紙種類を選択し、91 g/m2以下の坪量を選択すると、速度を選択できます。AccurioPress 6120では、中高速は選択できません。
スクリーンによるプロセス速度ダウン設定:
スクリーンのプロセス速度を低下します。AccurioPress 6120では設定できません。
エンボス紙濃度レベル設定:
エンボス紙凹部の転写抜けがある場合にレベルを上げます。トナー消費量が増えます。用紙種類でエンボス紙を選択したときに設定できます。
先端転写設定:
高湿のときに先端画像の印刷を優先したいとき、先端画像優先を選択します。転写環境や紙種によらず先端画像の欠損量は0 mmです。吸湿した用紙がドラム分離不良を起こすとき、そのレベルによって分離レベル+1、分離レベル+2、分離レベル+3を選択します。レベルを上げるごとに先端画像の欠損量が2 mmずつ増加します。自動を選択すると、転写環境や紙種に応じて先端画像の欠損量を本機が自動で制御します。
片寄り検知JAM:
検知するを選択すると、選択したトレイからの用紙が5 mm以上の片寄りで給送されたと検知したとき、JAM停止します。機能させるには、設定メニュー内のプリントジョブJAM設定の片寄り検知JAM設定も検知するに設定する必要があります。詳しくはプリントジョブJAM設定をごらんください。機能しないときは、本機の管理者にお問い合わせください。
重送検知:
選択したトレイから給紙した用紙の重送を検知したときに、JAMとして機械を停止するかどうかを選択します。
曲がり検知設定:
選択したトレイから給紙した用紙の曲がりを検知したときに、JAM として機械を停止するかどうかを選択します。曲がりを検知するときは、曲がり量を選択します。
定着PPMダウン:
小サイズの用紙や大サイズの用紙をプリントするときに画像ズレやシワが発生したとき、ダウンあり(自動)またはダウンあり(手動)を選択します。ダウンあり(自動)は、定着ローラーの温度が所定の温度を超えたとき、プリントスピードを落とします。ダウンあり(手動)は、強制的にプリントスピードを落とします。プリントスピードをどれくらい落とすかは、サービス実施店にお問い合わせください。
転写圧設定:
印刷時の圧力を設定します。
坪量で(9)136-162g/m2を選択した場合に設定できます。
転写ベルトクリーニング設定:
使用環境により、ウラ面に汚れが発生するときに調整します。
調整は、設定1から設定2の順に行ってください。
定着しわ低減設定:
ウォームアップ直後に、用紙後端側にしわが発生するときに調整します。
片寄り調整(オモテ)、片寄り調整(ウラ)
用紙交差方向の画像片寄りを調整します。
PFU先端エアーシャッター設定:
用紙の給送をスムーズに行うエアーの量を調整します。
ペーパーフィーダーユニット PF-710を装着した場合に設定できます。
PFU用紙浮上タイミング:
用紙を浮上させるタイミングを調整します。
ペーパーフィーダーユニット PF-710を装着した場合に設定できます。
PFUプレレジストローラー逆転制御:
プレレジストローラーを逆転するかどうかを選択します。
ペーパーフィーダーユニット PF-710を装着した場合に設定できます。