Windowsの場合

Windowsのデスクトップに共有フォルダーを作成する

Windowsコンピューターに共有フォルダーを作成します。本機からのスキャンデータを共有フォルダーに受信して、クライアントコンピューターと共有します。

  1. Windowsコンピューターに共有フォルダーを作成します。

    例:Windows 7のデスクトップに、「Scan-SMB」フォルダーを作成します。

    作成する共有フォルダー

    内容

    作成場所

    デスクトップ

    フォルダー名

    Scan-SMB

  2. 作成した共有フォルダーを右クリックして、プロパティを選択します。

  3. 共有タブをクリックして、詳細な共有をクリックします。

    詳細な共有画面が表示されます。

  4. このフォルダーを共有するにチェックをつけて、アクセス許可をクリックします。

    • ほそく必要に応じて、共有名を設定します。

    フォルダーのアクセス許可画面が表示されます。

  5. アクセスを許可するグループ/ユーザー名を選択して、許可変更にチェックをつけます。OKをクリックします。

    • ほそく特定のグループまたはユーザーにアクセス許可を与えたいときは追加をクリックして、ユーザーまたはグループを追加します。

    例:ここでは、Everyone(すべてのユーザー)にアクセス許可を設定します。

    項目

    設定

    グループまたはユーザー名

    Everyone(すべてのユーザー)

    ~のアクセス許可

    許可変更にチェック

    • ファイルなどの削除を許可するときは、フルコントロールにチェックをつけます。

  6. セキュリティタブをクリックして、編集をクリックします。

    セキュリティーのアクセス許可画面が表示されます。

  7. 追加をクリックします。

  8. 選択するオブジェクト名を入力してくださいの欄に、「コンピューター名(またはドメイン名)¥ユーザー名」を入力して、名前の確認をクリックします。

    • ほそく場所の指定にコンピューター名(またはドメイン名)が表示されているときは、コンピューター名(またはドメイン名)は省略できます。

    例:ここでは、「SMB-WIN7_64¥admin」にアクセス許可を追加します。

    項目

    設定

    選択するオブジェクト名を入力してください

    「SMB-WIN7_64¥admin」

    • コンピューター名(またはドメイン名):SMB-WIN7_64

    • ユーザー名:admin

    • ほそくコンピューター名(またはドメイン名)が不明なときは、次の手順で確認してください。
      ①デスクトップのコンピューターアイコンを右クリックしてプロパティを選択。
      システムの詳細設定をクリックして、コンピューター名タブをクリック。
      変更をクリックしてコンピューター名を確認。

    • ほそくユーザー名が不明なときは、コマンドプロンプト(cmd.exe)で確認できます。「set user」と入力してEnterキーを押すと、USERNAME =の右にログインユーザー名が表示されます。

  9. ユーザー名に下線が表示されたらOKをクリックします。

    • ほそく手順8で入力した「コンピューター名(またはドメイン名)¥ユーザー名」に誤りがあると、名前の確認をクリックしたときに、「~という名前のオブジェクトが見つかりません」と表示されます。正しい「コンピューター名(またはドメイン名)¥ユーザー名」を入力してください。

  10. 手順9で追加したユーザー名を選択して、許可変更にチェックをつけます。OKをクリックします。

    項目

    設定

    ~のアクセス許可

    許可変更にチェック

    • ファイルなどの削除を許可するときは、フルコントロールにチェックをつけます。

SMBサーバーの設定を確認する

送信先のSMBサーバー(共有フォルダー)を本機に登録するには、次の情報が必要です。 以下の内容を、メモしてください。

項目

説明

メモ

ホストアドレス

SMBサーバーのIPアドレス

  • IPアドレス(ローカルアドレス)は、以下の手順で確認できます。
    スタート - コントロールパネル - ネットワークとインターネット - ネットワークと共有センターの順に選択。
    ローカルエリア接続をクリックして、プロパティをクリック。
    ネットワークタブで、インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)(またはインターネットプロトコルバージョン 6 (TCP/IPv6))をクリックして、プロパティをクリック。
    ④表示されたIPアドレスを確認。

ファイルパス

SMBサーバー(共有フォルダー)のファイルパス(共有フォルダー名)

ログイン名

SMBサーバー(Windowsコンピューター)のログインユーザー名

  • コマンドプロンプト(cmd.exe)の画面でログインユーザー名を確認できます。「set user」と入力してEnterキーを押すと、USERNAME=の右にログインユーザー名が表示されます。

パスワード

SMBサーバー(Windowsコンピューター)のログインパスワード

本機にSMBサーバーの設定を登録する

本体のタッチパネルで、送信先のSMBサーバーを本機に登録します。

  1. 本体のタッチパネルで、スキャンを押します。

  2. SMBを押して、登録/編集を押します。

  3. 追加を押します。

    SMB宛先追加画面が表示されます。

  4. 登録名を押します。

  5. 登録名を入力して、OKを押します。

    例:ここでは、「sample-smb」という登録名にしています。

    登録名検索文字が入力されます。

  6. 同様の操作で、ホストアドレスファイルパスログイン名パスワードまでの項目を入力します。

  7. 各項目を入力したあと、OKを押します。

  8. SMBサーバーが登録されたことを確認します。

    • ほそく前画面を押します。

ホストアドレス等を入れてSMBサーバーを検索する場合

SMBサーバーの設定を確認するでメモした内容を入力します。

から 各項目は入力必須です。

ホストアドレス等をブラウズリストから検索する場合

  1. ファイル送信先設定画面でブラウジングを押します。

    • ほそくブラウジングを押すと、ネットワークのブラウズリストが表示されます。

  2. ワークグループ名を選択してから、1つ下へを押します。

    • ほそくリストが複数ページある場合は、前頁または次頁を押してページを移動できます。

    • ほそく表示できるワークグループの最大数は512です。

  3. コンピューター名を選択してから、1つ下へを押します。

    • ほそくリストが複数ページある場合は、前頁または次頁を押してページを移動できます。

    • ほそく1つ上へを押すと、上位の階層に移動します。

    • ほそく表示できるコンピューターの最大数は512です。

  4. 認証画面が表示されるので、ログイン名とパスワードそれぞれの変更を押してから、認証情報を入力します。

  5. ログインを押します。

  6. 宛先のフォルダーを選択してから、OKを押します。

    • ほそく1つ上へを押すと、上位の階層に移動します。

    • ほそく表示できるフォルダーの最大数は256です。

    • ほそくファイルパスが最大文字数(半角80文字/全角40文字)を超える場合は、最大文字数に収まるパスまで設定できます。

  7. OKを押します。

スキャンデータをSMBサーバーに送信する

本機からSMBサーバーに、スキャンデータを送信します。

  1. 登録したSMB宛先を選択して、読込み設定を押します。

    • ほそくこの画面を表示するには、スキャンを押してから、SMBを押します。

  2. 画質設定や解像度などを設定します。

  3. 原稿をセットしてから、操作パネルスタートを押します。

    原稿がスキャンされて、SMBサーバー(共有フォルダー)に送信されます。