RUカール調整を押すと、RUカール調整画面が表示されます。
カール調整は、中継搬送ユニット RU-511で行います。
カール調整には、下記の2つの方法があります。
機械式:デカール部で用紙をしごき、カールを低減します。9つのカール補正強度から1つを選択します。
加湿式:加湿キット HM-101のデカール部で用紙を加湿して、印刷後の用紙水分量を調整してカールを低減します。
カール調整をトレイに設定するのではなく、カール調整を含めた用紙条件を用紙プロファイルに登録し、用紙プロファイルから用紙条件を読出して、トレイにカール調整を設定できます。
用紙プロファイル名に用紙条件を登録する方法について詳しくは、用紙設定:用紙プロファイル設定をごらんください。
ぜんてい塗工紙は、機械式カール調整が有効です。
ぜんてい塗工紙以外の用紙は、機械式および加湿式カール調整が有効です。
ぜんてい中継搬送ユニット RU-511のデカール部以外の通紙部分でも、印刷後の用紙を冷やして、熱による用紙のカールを低減します。
機械状態タブを押して、機械状態画面を表示します。
RUカール調整を押します。
トレイ設定下の任意のトレイボタンを押して、カール調整設定するトレイを選択します。
機械式カール調整の補正方向および補正強度を選択します。
ほそく0を選択すると、機械式カール調整を行い、用紙のカールがなくなるように補正します。それでもカールが残る場合は、下表のとおり補正します。
ほそく機械式カール調整をしない場合は、OFFを選択します。OFFを選択すると、出力紙のトナー汚れが抑えられます。
ほそく以下の表を参考にして、補正値のプラス/マイナスを選択してください。
カールみぎ補正方向 | 補正強度 |
---|---|
+0.5+1+1.5+2 | |
-0.5-1-1.5-2 |
ほそくリセットを押すと、すべてのトレイの機械式カール調整を0にします。
加湿式カール調整をするかしないか選択します。
加湿式カール調整をするときは加湿設定のONを、しないときはOFFを選択します。
ほそく加湿キット HM-101が装着されているときに、リセットを押すと、下表のようにリセットされます。
ほそく普通紙、上質紙のリセットの設定を変更したいときは、サービス実施店にお問い合わせください。
用紙種類 | 坪量 | 加湿式カール調整ON/OFF |
---|---|---|
普通紙、上質紙 | 52 g/m2~400 g/m2 | ON |
カラー用紙 塗工紙GL/ML/GO/MO | 52 g/m2~135 g/m2 | 使用不可 |
136 g/m2~400 g/m2 | OFF |
OKを押します。
機械状態画面に戻ります。