自動検品の対象外となる領域を設定します。バリアブル印刷など画像の一部を意図的に変更して出力する際に、不要なエラーの発生を防ぎ、検品の効率を向上します。
表示項目 | 説明 |
---|---|
領域種別選択 | 領域種別を選択します。検査除外領域を選択すると、自動検品を受けない領域が設定できます。 |
対象面選択 | 自動検品の対象となる面を選択します。表面、裏面、指定ページの3つがあり、それぞれ別の領域が設定できます。指定ページは1ページのみ設定できます。 |
領域設定 | 対象面選択で選択した面に対して、領域を設定します。ドラッグ操作で領域を設定することもできます。1つの面に対して、最大5つの領域を指定できます。設定可能範囲は0 ~ 488 mmです。 ※全域指定を選択すると、対象面の全てが領域に指定されます。片面印刷時のウラ面などを指定する場合に使用します。 |
端部除外設定 | 用紙端部の除外領域を設定します。用紙端部の誤検出を除外することができます。 |
本機能のプレビュー画像は、通紙交差方向ではなく通紙方向を天地として表示されます。
基準画像管理画面で、検品領域設定を押します。
検品領域設定画面が表示されます。
ほそくジョブチケット画面の基準画像選択 - 検品領域設定からも設定できます。
領域種別選択のメニューリストから、検査除外領域を選択します。
対象面選択のメニューリストから、領域を設定する対象面を選択します。
領域設定の各項目を入力し確定を押します。
ドラッグ操作で領域を指定することもできます。手順4を繰り返すことで、各対象面に対して最大5つの領域を指定できます。
数値を入力し直す場合は、削除を選択します。
端部除外設定の各項目に数値を入力します。
設定完了を押します。
自動検品領域の設定が完了します。
対象面選択で選択する表裏とページは、基準画像を作成した時にインテリジェントクオリティオプティマイザーIQ-501が読み取った通りの順序となります。
設定例
自動検品実施例