HDDを活用したジョブ管理の概要

本機でスキャンしたジョブや、コンピューターから印刷したジョブを、HDDに保存できます。保存したジョブは、ジョブチケットを編集して印刷したり、ネットワーク上のコンピューターへ送信したりできます。

下記のジョブをHDDに保存できます。

  • 印刷ジョブ:プリンタードライバーを使ってコンピューターから送られた印刷ジョブ

  • コピージョブ:ADFまたは原稿ガラスにセットした原稿を、コピー画面からスキャンしたジョブ(応用設定や出力設定などのコピー機能を付与できます)

  • スキャンジョブ:ADFまたは原稿ガラスにセットした原稿を、保存画面からスキャンしたジョブ

ジョブ保存機能には、下記のものがあります。用途に合わせてご使用ください。

一時保存ジョブ
(RIP済み)

特長:

  • 必要なときに何度でも出力できます。

  • 印刷設定の変更や、ページ構成の変更ができます。

  • 複数の一時保存ジョブを結合できます。

一時保存のしかた:

  • コピー画面の保存設定から

  • 保存画面の保存設定から

  • プリンタードライバーから

  • 読出し画面から

  • 出力予約ジョブ画面から

一時保存ジョブの保存場所:

  • 一時保存ジョブは、ジョブリストタブの一時保存ジョブ画面に表示されます。最大500ジョブまで保存できます。

HDD保存ジョブ

特長:

  • 必要なときに何度でも出力できます。

  • ネットワーク上のコンピューターに送信できます(FTP/SMB/WebDAV)。

  • フォルダーやボックスに分けて保管できます。必要に応じて、フォルダーやボックスにパスワードを設定できます。

  • 印刷設定の変更や、ページ構成の変更がしたいときは、一時保存ジョブとして読出せます。

HDD 保存のしかた:

  • コピー画面の保存設定から

  • 保存画面の保存設定から

  • プリンタードライバーから

  • 一時保存ジョブ画面から

HDD保存ジョブの保存場所:

HDD保存ジョブは、読出し画面に表示されます。フォルダーやボックスを作成してジョブを管理できます。

  • 第1階層(ルートディレクトリー):

最上位の保存場所。ルートディレクトリーには、最大100のジョブを保存できます。工場出荷時に1つのPublicフォルダーが作成されています。さらに、最大1,000のフォルダーを作成できます。

  • 第2階層(フォルダー):

1つのフォルダーには、最大100のジョブを保存でき、最大1,000のボックスを作成できます。

  • 第3階層(ボックス):

1つのボックスには、最大1,000 のジョブを保存できます。

機密ジョブ

特長:

  • ジョブにパスワードを設定して印刷します。設定したパスワードを入力するまで出力は保留されるため、出力物からの情報漏洩を防ぎます。

  • 出力後、機密ジョブは自動的に削除されます。

  • 印刷設定の変更や、ページ構成の変更ができます。

機密印刷のしかた:

  • プリンタードライバーから

機密ジョブの保存場所:

機密ジョブは、ジョブリストタブの機密ジョブ画面に表示されます。パスワード付の機密ボックスでジョブを管理します。最大1,000の機密ボックスを作成できます。1つのボックスには、最大1,000のジョブを保存できます。

便利な点

  • 本機の電源をOFFにしても、HDDに保存したジョブは保持されます。

  • 本体のタッチパネルやコンピューターからAccurioPro Print Managerを使って、ジョブを操作できます。

  • イメージコントローラー IC-605はRIP以外の負荷が軽減されます。

ジョブの一時保存/HDD保存の概要

機密ジョブ:HDD保存の概要

一時保存/HDD保存ジョブを出力する

一時保存ジョブ:印刷設定の概要

機密ジョブ:印刷設定変更の概要

一時保存ジョブ:ページ編集の概要

機密ジョブ:ページ編集の概要

ジョブのフォルダー管理について