ステープルした用紙の不揃いを、ステープル束の整合板幅(ステープル紙幅)で調整します。
ここでは例として、ステープル紙幅を1 mm 小さくする場合の調整方法を説明します。
ステープル紙幅の調整の意味と目的
ステープル時に用紙に不揃い(紙束内のズレ)があるときに、数値を指定してステープル束の整合板幅(ステープル紙幅)を調整します。
-の数値:狭くします。
+の数値:広くします。
推奨実施タイミング
ステープル時に用紙に不揃い(紙束内のズレ)があるとき
想定環境
イメージコントローラー | イメージコントローラー IC-605 |
装着フィニッシャー | フィニッシャー FS-532 |
※画面例は、お使いの環境などによって、実際の表示と異なることがあります。
原稿を出力し、現在の用紙束内のズレaを定規などで確認します。
用紙束内にズレaがないかを確認します。紙幅よりも紙幅設定が大きいとズレが発生します。
本体のタッチパネルで、機械状態画面の調整を押します。
調整メニュー画面のフィニッシャー調整を押します。
フィニッシャー調整の平とじ機調整を押します。
平とじ機調整の平とじ機(メイン)調整を押します。
平とじ機(メイン)調整のステープル紙幅調整を押します。
調整する用紙サイズを押します。調整する数値を入力したあと、セットを押します。
例:ここでは全サイズへのオフセット(すべての用紙サイズ)のステープル紙幅を 1 mm 狭くします。
項目 | 設定 |
---|---|
全サイズへのオフセット | 1 mm 狭くする(-10)
|
ほそく画面上のテンキーを押して数値を設定します。
ほそく+/-で数値のプラス/マイナスを選択します。
ほそく数値は、0.1 mm 刻みになります(1=0.1 mm)。
ほそく個別の用紙サイズを選択して数値を入力すると、個別の用紙サイズの入力値+全サイズへのオフセットの入力値が設定量になります。
ほそく印刷モードへを押すと印刷モードに変わり、原稿を印刷することができます。
原稿を再出力して、ステープル紙幅のズレを確認します。
必要に応じて、上記の手順を繰返してください。