外部サーバー設定外部サーバー設定

外部サーバー設定とは

この画面はユーザー認証/部門管理タブのメニュー外部サーバー設定 - 外部サーバー設定をクリックすると表示されます。

Active DirectoryやLDAPサーバーなどと連携させて、本機を使うユーザーを管理する方法です。

お使いの環境で、ユーザー管理にActive DirectoryやLDAPサーバーなどを導入している場合に、サーバーで管理しているユーザー情報を利用できます。

本項では、サーバータイプごとに編集の設定方法を説明しています。

現在登録されている外部認証サーバーを、リストで確認できます。初期サーバーは、デフォルト欄のラジオボタンが選択されています。

編集(Active Directoryの場合)

ユーザー管理にWindows ServerのActive Directoryをお使いの場合は、本機を使えるユーザーを、Active Directoryによる認証で制限できます。

ユーザー認証を導入すると、本機を使えるユーザーを制限できるだけでなく、ユーザーごとに使える機能を制限したり、本機の使用状況を管理したりなど、セキュリティやコストを意識した、高度な使い方ができます。

ここでは、外部認証サーバーを登録します。また、登録済みの外部認証サーバーの設定を変更します。

  1. 本機のIPアドレスの設定など、ネットワークに接続して使うための設定をします。詳しくは、TCP/IP接続をごらんください。

  2. 本機の日時を設定します。本機とActive Directoryとで、日時を合わせる必要があります。本機の日時設定については、日時設定をごらんください。

  3. サーバー名が表示されていない空欄リストの編集、または任意の外部認証サーバーの編集をクリックします。

  4. 次の各項目を任意に設定、または変更します。

    設定

    説明

    外部認証サーバー名称

    お使いのActive Directoryの名前を入力します(半角32文字以内)。

    登録するActive Directoryに、わかりやすい名前をつけます。

    外部認証サーバータイプ

    Active Directoryを選びます。

    デフォルトドメイン名*

    お使いのActive Directoryのデフォルトドメイン名を入力します(半角64文字以内)。

    タイムアウト時間

    必要に応じて、Active Directoryとの通信のタイムアウト時間を変更します。

    初期値は60秒です。

    *たとえば、子ドメイン(sub.example.com)に、認証ユーザーが登録されているサーバーがある場合は、子ドメインがデフォルトドメインとなります。

  5. OKをクリックします。キャンセルをクリックすると、この操作の内容は設定されません。

  6. 設定完了画面のOKをクリックします。

編集(NTLMの場合)

ユーザー管理にWindows ServerのActive Directory(NT互換ドメイン環境)をお使いの場合は、本機を使えるユーザーを、NTLM認証で制限できます。

ユーザー認証を導入すると、本機を使えるユーザーを制限できるだけでなく、ユーザーごとに使える機能を制限したり、本機の使用状況を管理したりなど、セキュリティやコストを意識した、高度な使い方ができます。

ここでは、外部認証サーバーを登録します。また、登録済みの外部認証サーバーの設定を変更します。

参考
  • 本機とActive Directoryサーバーの日時を合わせてください。本機の日時設定について詳しくは、日時設定をごらんください。

  1. 本機のIPアドレスの設定など、ネットワークに接続して使うための設定をします。詳しくは、TCP/IP接続をごらんください。

  2. リストの空欄、または任意の外部認証サーバーの編集をクリックします。

  3. 次の各項目を任意に設定、または変更します。

    設定

    説明

    外部認証サーバー名称

    お使いの認証サーバーの名前を入力します(半角32文字以内)。

    登録する認証サーバーに、わかりやすい名前をつけます。

    外部認証サーバータイプ

    NTLM v1またはNTLM v2を選びます。

    デフォルトドメイン名*

    お使いの認証サーバーのデフォルトドメイン名を入力します(半角64文字以内)。デフォルトドメイン名の先頭に*は使えません。

    *たとえば、子ドメイン(sub.example.com)に、認証ユーザーが登録されているサーバーがある場合は、子ドメインがデフォルトドメインとなります。

  4. OKをクリックします。キャンセルをクリックすると、この操作の内容は設定されません。

  5. 設定完了画面のOKをクリックします。

編集(LDAPの場合)

ユーザー管理にLDAPサーバーをお使いの場合は、本機を使えるユーザーを、LDAP認証で制限できます。

ユーザー認証を導入すると、本機を使えるユーザーを制限できるだけでなく、ユーザーごとに使える機能を制限したり、本機の使用状況を管理したりなど、セキュリティやコストを意識した、高度な使い方ができます。

ここでは、外部認証サーバーを登録します。また、登録済みの外部認証サーバーの設定を変更します。

  1. 本機のIPアドレスの設定など、ネットワークに接続して使うための設定をします。詳しくは、TCP/IP接続をごらんください。

  2. リストの空欄、または任意の外部認証サーバーの編集をクリックします。

  3. 次の各項目を任意に設定、または変更します。

    設定

    説明

    外部認証サーバー名称

    お使いのLDAPサーバーの名前を入力します(半角32文字以内)。

    登録するLDAPサーバーに、わかりやすい名前をつけます。

    外部認証サーバータイプ

    LDAPを選びます。

    サーバーアドレス

    お使いのLDAPサーバーのアドレスを入力します。

    次のいずれかのフォーマットで入力します。

    • ホスト名の入力例:host.example.com

    • IPアドレス(IPv4)の入力例:192.168.1.1

    • IPアドレス(IPv6)の入力例:fe80::220:6bff:fe10:2f16

    ポート番号

    必要に応じて、LDAPサーバーのポート番号を変更します。

    通常はそのままお使いいただけます。

    初期値は389です。

    検索ベース

    ユーザーを検索するときの、検索の起点を指定します(半角255文字以内)。

    入力した起点から下のツリー構造も含めて検索します。

    入力例:cn=users,dc=example,dc=com

    タイムアウト時間

    必要に応じて、LDAPサーバーとの通信のタイムアウト時間を変更します。

    初期値は60秒です。

    認証方式

    LDAPサーバーへログインするときの、認証方式を選びます。

    お使いのLDAPサーバーで採用している認証方式に合わせて選びます。

    初期値はSimpleです。

    検索属性

    ユーザーアカウントの検索で使う、検索属性を入力します(半角64文字以内、記号は-のみ使用可能)。

    属性値は、半角英字で始める必要があります。

    初期値はuidです。

  4. OKをクリックします。キャンセルをクリックすると、この操作の内容は設定されません。

  5. 設定完了画面のOKをクリックします。

削除

登録した外部認証サーバーを削除します。

  1. 削除する外部認証サーバーの削除をクリックします。

  2. 削除確認画面のOKをクリックします。削除しない場合は、キャンセルをクリックします。

  3. 設定完了画面のOKをクリックします。

デフォルトの設定

  1. デフォルトで使用する外部認証サーバーを指定するときは、デフォルト欄のラジオボタンで任意のサーバーを選択します。

  2. OKをクリックします。キャンセルをクリックすると、この操作の内容は設定されません。

  3. 設定完了画面のOKをクリックします。