画像ムラを補正する/給紙性能を改善する(定着ユニットでの出力/搬送性能の調整)

文字や写真がしめる割合の高い原稿(データ)を大きなサイズの用紙に出力したとき、出力画像に画像ムラが写ることがあります。

A4 たてつうし/よこつうし、8.5 11 たてつうし/よこつうし以上の大きなサイズの用紙の画像ムラは、本体定着ユニットの圧着調整レバーを操作して補正できます。

また、小サイズ(搬送方向の長さが200 mm未満)の厚紙を印刷したときに給送性が落ちる場合、塗工紙薄紙(100 g/m2未満)を印刷したときに給送性が落ちる場合、本体定着ユニットの圧着を強くして、給送性を改善できます。

下記の手順に従って、圧着の圧力を調整してください。

  • ぜんてい画像ムラ補正できる出力用紙サイズは、A4 たてつうし/よこつうし、8.5 11 たてつうし/よこつうし以上のサイズで、このサイズより小さいサイズの用紙を出力するときは、定着装置の圧着調整レバーの操作はしないでください。

  • ぜんてい郵政はがきでの補正は、4面付きはがきの印刷の場合だけ圧着調整レバーを操作してください。郵政はがき単独印刷のときは、操作しないでください。

重要
  • この調整以外の目的で圧着調整レバーを動かさないでください。また、通常は、圧着調整レバーを真ん中の三角の位置にしてください。

  1. 本体前扉を開きます。

  2. レバー[M1]を左に倒して、定着搬送ユニットを引出します。

  3. レバー[M6]を持上げ、定着ユニット左カバーを左に開きます。

  4. 大きなサイズの用紙の画像ムラを補正するときは、圧着調整レバーを右側にスライドして、右側の三角にレバーを合わせます。

  5. 小サイズの厚紙、塗工紙薄紙を印刷したときの給送性を改善するときは、圧着調整レバーを左側にスライドして、左側の三角にレバーを合わせます。

  6. 定着ユニット左カバーをもとの位置に戻します。定着搬送ユニットをもとの位置に押込み、レバー[M1]を右に回してもとのように立てます。

  7. 本体前扉を閉じます。