本機で安定した色を再現するために、日常的なコントローラーキャリブレーションに加え、スクリーン変更時や用紙が異なる場合・色味が重要な場合など、必要に応じて、画質調整を実施してください。
ここでは、イメージコントローラー IC-602を本機に装着している場合の画質調整フローを説明します。
イメージコントローラー IC-602を本機に装着している場合は、次の3種類の画質調整フローがあります。
スクリーン変更時調整フロー
日常の調整フロー(標準)
日常の調整フロー(高精度)
RUオプションがあるかないかで、それぞれ実施項目が異なります。
画質調整フローの一連の調整を連続して実施しない場合には、ガンマ自動調整(スクリーン変更時調整フロー/日常の調整フロー(高精度))を実施後に、次の調整から再開してください。
スクリーンを変更したときに、以下の画質調整を実施してください。
この調整は、本機導入(セットアップ)時の調整と同じ調整内容になります。
■RUオプション(中継搬送ユニット RU-509)がない場合
キャリブレーション/カラーバランス調整(スクリーン変更時調整フロー/日常の調整フロー(標準)/日常の調整フロー(高精度))
キャリブレーション/カラーバランス調整(スクリーン変更時調整フロー/日常の調整フロー(標準)/日常の調整フロー(高精度))
■RUオプション(中継搬送ユニット RU-509)がある場合
出力紙濃度調整(スクリーン変更時調整フロー/日常の調整フロー(標準)/日常の調整フロー(高精度))
特殊な用紙を使用する場合や、自動調整の精度を向上したい場合には、[用紙別カラーセンサー調整]をおすすめします。詳細は、出力紙濃度調整(スクリーン変更時調整フロー/日常の調整フロー(標準)/日常の調整フロー(高精度))をごらんください。
キャリブレーション/カラーバランス調整(スクリーン変更時調整フロー/日常の調整フロー(標準)/日常の調整フロー(高精度))
すべてのお客さまに日常運用の中で実施していただきたい調整です。
次のタイミングで実施してください。
・本機の電源をONにしてから30分後
・本機の電源をONしてから6時間経過後
・1000枚~2000枚出力したとき
・色味が重要なジョブを出力する直前
・その他、色味がおかしいと感じられたとき
■RUオプション(中継搬送ユニット RU-509)がない場合
キャリブレーション/カラーバランス調整(スクリーン変更時調整フロー/日常の調整フロー(標準)/日常の調整フロー(高精度))
■RUオプション(中継搬送ユニット RU-509)がある場合
RUオプションがあることを確認してください。
RUオプションがある場合は、自動的にキャリブレーションが実施されます。
「日常の調整フロー(標準)」に加えて、特に次のような場合に実施してください。
・色味が重要なジョブを出力する直前
・色安定性に満足できない(再現精度を高めたい)とき
・用紙が異なるとき
■RUオプション(中継搬送ユニット RU-509)がない場合
キャリブレーション/カラーバランス調整(スクリーン変更時調整フロー/日常の調整フロー(標準)/日常の調整フロー(高精度))
■RUオプション(中継搬送ユニット RU-509)がある場合
出力紙濃度調整(スクリーン変更時調整フロー/日常の調整フロー(標準)/日常の調整フロー(高精度))
一般的な用紙を使用する場合は「デフォルト値」を設定してください。
特殊な用紙を使用する場合や、自動調整の精度を向上したい場合には、[用紙別カラーセンサー調整]をおすすめします。詳細は、出力紙濃度調整(スクリーン変更時調整フロー/日常の調整フロー(標準)/日常の調整フロー(高精度))をごらんください。