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調整の流れ

表裏調整は次の流れで進めます。

  1. 印刷面の基準位置を確認する

    印字位置のズレを判断するためには、本体側で必要な基準位置の調整が完了している必要があります。

    表裏調整を行う前に、基準位置の調整値を確認し、必要に応じて調整してください。

    基準位置の調整は、次のタイミングで実施してください。

    • 機械の設置直後

    • トレイごとの表裏調整だけでは、ずれを補正しきれないとき

    • 用紙を入れ替えた場合は、トレイごとの表裏調整をまず実施してください。

    • 印刷面の基準位置に関する調整は、高度な調整です。実施する前に、サービス実施店にお問い合わせください。

    確認が必要な項目は、[機械状態]画面の[調整] - [マシン調整] - [プリンター調整]の次の項目です。オモテ面を以下の順で調整してから、ウラ面も同じ順で調整します。

    [通紙方向倍率調整] - [通紙交差方向倍率調整] - [先端タイミング調整] - [片寄り調整]

    各項目の詳細は、以下をごらんください。

  2. トレイごとに表裏調整を行う

    トレイごとの表裏調整は、次のタイミングで実施してください。

    • トレイの用紙を入れ替えたとき(用紙種類、サイズ、坪量などを変更したとき)

    • 出力した結果、表裏のずれが発生していて、補正したいとき

    次の2通りの方法で調整できます。

    • チャート調整:表裏のズレの量が不明確なときに行う調整方法です。詳細は、チャート調整をごらんください。

    • 倍率・イメージシフト調整:チャート調整後に微調整を行うときや、表裏のズレの量が把握できているときの調整方法です。詳細は、倍率/イメージシフト調整をごらんください。

    • 印刷時に、用紙曲がりやしわなどが発生する場合は、チャート調整または倍率・イメージシフト調整を行う前に、レジストループの調整を行ってください。詳細は、レジストループの調整をごらんください。