プリンタードライバーでトーンカーブを選択して印刷します。
本項で紹介する機能
トーンカーブとは、CMYK各色の入出力濃度カーブを操作して、明るさやコントラストを調整する機能です。
さまざまな条件で調整したトーンカーブをイメージコントローラーに登録しておくと、登録したトーンカーブを印刷時に呼出して適用できます。
Color Centroを使うと、トーンカーブの調整、および、イメージコントローラーへの登録ができます(トーンカーブの調整を参照)。
想定環境
OS | Windows 7 |
アプリケーション | Adobe Acrobat Reader DC |
プリンタードライバー | PS Plug-in ドライバー |
イメージコントローラー | イメージコントローラー IC-605 |
※画面例は、お使いの環境、およびアプリケーションのバージョンやリビジョンなどによって、実際の表示と異なることがあります。
作業フロー
注意事項
安定した色を再現するため、日常のキャリブレーションに加え、スクリーン変更時や用紙が異なる場合・色味が重要な場合など、必要に応じて、出力前の画質調整を実施してください。詳しくは、スクリーン変更時の調整フロー、日常の調整フロー:標準、および日常の調整フロー:高精度をごらんください。
イメージコントローラーに登録されているトーンカーブを呼出してプリンターに設定します。
アプリケーションで原稿を開き、ファイルメニューから印刷をクリックします。
印刷するプリンターを選び、プロパティをクリックします。
色変換設定タブをクリックしたあと、色変換情報取得をクリックします。
色変換情報が取得できると、緑色のチェックマークが表示されます。
ほそく色変換設定タブが表示されていないときは、をクリックしてタブの表示を切替えてください。
ほそく色変換情報を取得できなかったときは赤色の×マークが表示されます。
マニュアル設定をクリックし、オプション設定をクリックします。
ほそくオプション設定のカラーコンフィグレーションの設定を使用にチェックがついているときは、はずしてください。チェックがついていると、トーンカーブを選択できません。
トーンカーブ欄で適用したいトーンカーブを選択してOKをクリックします。
イメージとテキスト/グラフィックに別々のトーンカーブを設定できます。
印刷画面で印刷したい部数を入力し、印刷をクリックします。
呼出したトーンカーブで原稿が印刷されます。