定期調整（自動調整）：出力紙濃度調整を自動で設定する
定期調整（自動調整）を行うとき、下記の設定を行います。
[調整実施タイミング]：[ジョブ動作中]でも補正するか、[ジョブ開始前]だけ補正するかを選択します。
[チャートトレイ設定]：出力チャートを給紙するトレイを選択するときに、[する]を選択してからトレイを設定します。
ジョブリストなどのリストやログレポート、テストチャートを出力するときは、出力紙濃度調整はできません。
[機械状態]画面の[調整]を押して、[調整メニュー]画面を表示します。
[出力紙濃度調整]を押します。
[出力紙濃度調整]画面が表示されます。
[基本設定]を押します。
[出力紙濃度調整の使用]右の[する]または[しない]を選択します。
出力紙濃度調整を行う場合は、[する]を選択します。機械内部のIDCセンサーで行うときは、[しない]を選択します。
[定期調整の実行]右の[する]または[しない]を選択します。
出力紙濃度調整を定期的に行うときは[する]、定期的に行わない（手動で行う）ときは[しない]を選択します。
定期調整（自動調整）を行わないときは、出力紙濃度調整を手動で行う必要があります。
定期調整（自動調整）を行うときは、基本的に手動での調整は必要ありません。ただし、何らかの要因で色変動が顕著なときは、手動調整を行うことで問題が解決する場合があります。
[する]を選択すると、[用紙設定]の[出力紙濃度調整]で設定されているセンサー調整値で調整されます。詳細は、用紙設定：給紙トレイの用紙を設定するをごらんください。
手順5で[定期調整の実行]の[する]を選択したときは、[調整実施タイミング]右の[ジョブ動作中]または[ジョブ開始前]を選択します。
ジョブ動作中でも定期調整（自動調整）のタイミングになった場合に調整を行いたいときは[ジョブ動作中]を選択します。
[ジョブ開始前]を選択すると、ジョブの開始前にチャートを出力して、本機が自動で定期調整（自動調整）の必要性を確認します。ジョブの途中で色調を変化させたくないときに選択します。
手順5で[定期調整の実行]の[する]を選択したときは、[チャートトレイ設定]右の[する]または[しない]を選択します。
使用中のトレイとは別のトレイから給紙するときは[する]、使用中のトレイから給紙するときは[しない]を選択します。
[しない]を選択した場合、チャートが小サイズのときは定期調整（自動調整）されません。
[チャートトレイ設定]で[する]を選択したときは、出力時に使用する用紙とチャート用の用紙が、同じ特性の用紙である必要があります。
コピージョブで小サイズに該当する用紙への出力中は、[調整実施タイミング]で[ジョブ動作中]を選択していても、調整は行われません。
手順7で[チャートトレイ設定]の[する]を選択したときは、[チャートトレイ適用条件]右の[常時]または[小サイズ時]を選択します。
出力紙濃度調整のすべてのチャート出力時に[チャートトレイ選択]で設定したトレイから給紙するときは[常時]、小サイズのチャート出力時に[チャートトレイ選択]で設定したトレイから給紙するときは[小サイズ時]を選択します。
手順7で[チャートトレイ設定]の[する]を選択したときは、[チャートトレイ選択]右のボタンから、給紙するトレイを選択します。
[チャートトレイ設定]画面の[OK]を押して[基本設定]画面に戻ります。
[次頁]を押して、[1次色2次色切替え]を選択します。
1次色のみ補正するときは[標準]、1次色と2次色の両方を補正するときは[高精細]を選択します。
[OK]を押して[出力紙濃度調整]画面に戻ります。
[閉じる]を押して、[調整メニュー]画面に戻ります。
出力紙濃度調整（色彩補正）の補正結果を確認する
出力紙濃度調整（色彩補正）で行われた補正結果を画面上で確認できます。
補正結果は、ターゲット値と補正後の測定値とを比較する形で、CMYK各色別にグラフで表示されます。
[機械状態]画面の[出力紙濃度調整結果]を押します。
[出力紙濃度調整結果]画面が表示されます。
ジョブ出力中は確認できません。
定期調整（自動調整）を行っても色味に何らかの問題があるときは、まず出力紙濃度手動調整を行ってください。出力紙濃度手動調整を行っても、問題が解決しないときは、画質調整を行ってください。詳細は、出力前の画質調整をごらんください。
[閉じる]を押して、[機械状態]画面に戻ります。