ホーム 設定と調整PFUエアーブロー調整:エアーブローの風量を調整する

PFUエアーブロー調整:エアーブローの風量を調整する

ペーパーフィーダーユニット PF-707およびペーパーフィーダーユニットPF-708の各トレイには、給紙先端部と側面ガイドにエアー吹出し口があります。そこから吹出すエアーによって、セットした用紙をさばいて給送をスムーズに行います。

用紙によっては、スムーズな給送が得られず、紙づまりを起こすことがあります。このような場合は、手動でエアーブローの条件を変更します。トレイのエアー吹出し確認窓を開いて、エアー風量を確認しながら、手動で調整できます。

  • PFUエアーブロー調整は、初期状態では表示されません。設定する場合は、サービス実施店にお問い合わせください。

  • トレイ1、トレイ4、およびトレイ7のエアー吹出し確認窓を開けないでください。トレイ1、トレイ4、およびトレイ7のエアーブロー調整は、そのほかのトレイで手動で調整してから、その値を設定してください。

  • エアー吹出し確認窓を開いたとき、機械動作中に窓の中に手を入れないでください。思わぬ事故になることがあります。

  1. エアーブローの風量を確認しながら調整したいトレイのエアー吹出し確認窓を開きます。

    • トレイを引出して、ネジ2本を取はずしてから、エアー吹出し確認窓を開きます。

    • トレイをもとの位置に戻します。

  2. [機械状態]画面の[調整]を押して、[調整メニュー]画面を表示します。

  3. [PFUエアーブロー調整]を押します。

  4. 調整対象のトレイを選択します。

  5. 設定方法で[自動][手動]を選択します。

    • [⾃動]を選択したときは、⽤紙サイズ、⽤紙種類、坪量によって、[先端⾵量設定][サイド⾵量設定]が決定されます。

  6. [スタート]を押します。

    エアー吹出しを開始します。

    • 手順5で[⾃動]を選択したときは、風量を確認して手順9に進みます。

    • 手順5で[手動]を選択したときは、手順7に進みます。

  7. [先端風量設定]を調整します。

    • エアー吹出し確認窓から用紙の浮量を確認しながら調整します。

    • 調整範囲:([弱く])1 ~ 9([強く]

    • [弱く]を押すと、先端風量が弱くなり、薄紙の給送性が改善されることがあります。[強く]を押すと、先端風量が強くなり、厚紙の給送性が改善されることがあります。

  8. [サイド風量設定]を調整します。

    • エアー吹出し確認窓から用紙の浮量を確認しながら調整します。

    • 調整範囲:[OFF]、([弱く])1 ~ 9([強く]

    • [弱く]を押すと、サイド風量が弱くなり、薄紙の給送性が改善されることがあります。[強く]を押すと、サイド風量が強くなり、厚紙の給送性が改善されることがあります。サイド風量をOFFにするときは、[OFF]を選択します。

  9. [ストップ]を押します。

    エアー吹出しを停止します。

  10. [印刷モードへ]を押します。

    • 調整対象のトレイが自動的に選択されます。

  11. 操作パネルスタートを押します。

    • エアー吹出し確認窓から用紙の給送性を確認します。

  12. [印刷モード終了]を押します。

  13. 目的の結果が得られるまで、手順5 ~ 手順12を繰返します。

  14. [閉じる]を押します。

    調整メニュー画面に戻ります。

  15. エアー吹出し確認窓をもとの位置に取りつけます。