通常、ADFや原稿ガラスにセットした原稿は、そのとき検知されたサイズによって定形サイズの1つに振分けられ、機械はその定形サイズの範囲を読込んでコピーします(定形サイズモード)。
不定形サイズモードを使用すると、セットした原稿サイズに関係なく、読込む原稿サイズとして設定した定形サイズの範囲内を読込んでコピーします。
また、不定形サイズを0.1 mm単位で設定/登録したり、登録した不定形サイズを読出したりできます。
不定形サイズモードの[全面]は、最大読取り領域297.0 mm × 431.8 mmで読込みます。このとき、[自動倍率]と[自動用紙]は機能しません。
不定形サイズの登録ができます。原稿サイズと用紙サイズの両方の不定形サイズを、登録情報として利用できます。
原稿をセットします。
[コピー]タブを押して、[コピー]画面を表示します。
[原稿設定]を押します。
[原稿設定]画面が表示されます。
[不定形サイズ]を押します。
[不定形サイズ]画面が表示されます。
読込む原稿サイズを指定します。
サイズボタンから選択:
任意の定形サイズボタンを選択します。不定形原稿を指定した定形サイズとして読込みます。
[全面]を選択:
最大読取り領域297.0 mm × 431.8 mmで読込んでコピーするときは、[全面]を選択します。このとき、[自動倍率]と[自動用紙]は機能しません。
任意の不定形サイズを設定する:
[サイズ入力]を押して、[不定形サイズ入力]画面を表示します。
タテのサイズ数値を表示しているボタン[(1)]を押します。画面のテンキーまたは[]、[]を押して、任意のサイズを入力します。このとき入力できるのは、タテ100 mm ~ 297.0 mmです。
ヨコのサイズ数値を表示しているボタン[(2)]を押します。画面のテンキーまたは[]、[]を押して、任意のサイズを入力します。このとき入力できるのは、ヨコ140 mm ~ 431.8 mmです。
[OK]を押します。[不定形サイズ]画面に入力した不定形サイズが表示されます。[確定]を押すと、[コピー]画面に戻ります。
任意の不定形サイズを登録する:
[サイズ入力]を押して、[不定形サイズ入力]画面を表示します。
タテのサイズ数値を表示しているボタン[(1)]、またはヨコのサイズ数値を表示しているボタン[(2)] を押します。画面のテンキーまたは[]、[]を押して、任意のサイズを入力します。このとき入力できるのは、タテ100 mm ~ 297.0 mm、ヨコ140 mm ~ 431.8 mmです。
[サイズ登録]を押して、[サイズ登録]画面を表示します。
[次頁]または[前頁]を押して、任意の登録名ボタンを選択します。登録名が表示されているボタンを選択すると、登録済みのサイズおよび登録名を上書きします。
[追加]を押して、[不定形サイズ名称設定]画面を表示します。半角20文字以内で名前を入力して、[OK]を押します。[サイズ登録]画面に戻ります。
[削除]を押すと、削除確認のダイアログを表示します。[はい]を押すと、選択した登録情報を削除します。
[閉じる]を押して、[不定形サイズ入力]画面に戻ります。
[OK]を押します。[不定形サイズ]画面に、登録した不定形サイズを表示します。
登録済みの不定形サイズを読出す:
[サイズ入力]を押して、[不定形サイズ入力]画面を表示します。
[サイズ読出し]を押して、[サイズ読出し]画面を表示します。
[次頁]または[前頁]を押して、任意の登録名ボタンを選択します。
[OK]を押して、[不定形サイズ入力]画面に戻ります。[不定形サイズ入力]画面に、読出された不定形サイズを表示します。
[OK]を押します。[不定形サイズ]画面に、読出した不定形サイズが表示されます。
[OK]を押します。
[原稿設定]画面に戻ります。
[OK]を押します。
[コピー]画面に戻ります。
[標準復帰]を押すと、原稿設定は初期設定状態に戻ります。[キャンセル]を押すと、設定前の状態に戻ります。
[コピー]画面に戻らないと出力できません。必ず[コピー]画面を表示します。