保存されたすべての監査ログデータは、印刷モードでプリント出力したり、USBメモリーにファイル出力したりできます。印刷モードでプリント出力したり、USBメモリーにファイル出力したりできます。
印刷モードでプリント出力する場合
管理者設定メニュー画面を表示するを操作して、管理者設定メニューを表示します。
管理者設定メニュー画面の環境設定、リスト/カウンターの順に押します。
監査ログレポートを選択して、印刷モードへを押します。
出力します。
ほそく操作パネルのスタートを押します。
ほそく出力を中止する場合は、操作パネルのストップを押します。中止確認のダイアログを表示します。中止を選択すると、出力を中止します。
ほそく出力が終了したら、印刷モード終了を押します。リスト/カウンター画面に戻ります。
USBメモリ-にファイル出力する場合
管理者設定メニュー画面を表示するを操作して、管理者設定メニューを表示します。
管理者設定メニュー画面の環境設定、リスト/カウンターの順に押します。
監査ログレポートを選択して、USBメモリー一括出力を押します。
USBメモリーを接続してから、OKを押します。
監査ログがUSBメモリーにファイル出力されます。
監査ログは、機械に保存されているデータに不正なアクセスや改ざんなどがあったとき、または定期的(1か月に1回程度)に、管理者が解析する必要があります。
監査ログに保存される項目の数は、750件/月以下を想定しています。月に750件以上の保存が想定される場合は、750件前後の期間で定期的に解析してください。
監査ログには、下記の情報が記載されています。
date/time:ログ保存の対象になる操作が行われた年月日、および時間を記載します。
id:操作を行った人物、またはセキュリティー保護の対象を特定します。
「-1」:サービスエンジニア(CE)による操作
「-2」:管理者による操作
「-3」:未登録ユーザーによる操作
上記以外の整数:それぞれのセキュリティー保護対象を表しています。
ユーザーID:1~1000の数字
機密ユーザーID(機密プリント時にコンピューターで指定):1~5桁の数字(ユーザー指定の番号)
action:操作の内容を特定します。
詳しくは、下記の「監査ログの項目一覧」で確認できます。
result:操作の結果を記載します。
パスワード認証に関する結果に対しては、成功または失敗をOK/NGで表示します。
パスワードによる認証を伴わない操作の結果は、すべて成功(OK)と記載されます。
No | 操作内容 |
| 保存されるaction | 監査結果 |
---|---|---|---|---|
1 | CE認証 | CE ID | 01 | OK/NG |
2 | 管理者認証 | 管理者ID | 02 | OK/NG |
3 | セキュリティー強化モードの設定/変更 | 管理者ID | 03 | OK |
4 | 監査ログの印刷/USBメモリー一括出力 | CE ID/管理者ID | 04 | OK |
5 | CEパスワードの変更/登録 | CE ID | 05 | OK |
6 | 管理者パスワードの変更/登録 | CE ID/管理者ID | 06 | OK |
7 | 管理者によるユーザーの作成 | ユーザーID | 07 | OK |
8 | 管理者によるユーザーパスワードの変更/登録 | ユーザーID | 08 | OK |
9 | 管理者によるユーザーの削除 | ユーザーID | 09 | OK |
10 | 管理者によるユーザーの属性変更 | ユーザーID | 10 | OK |
11 | ユーザーのパスワード認証 | ユーザーID*1/未登録 ユーザーID*2 | 11 | OK/NG |
12 | ユーザーによるユーザーの属性変更 (ユーザーパスワード変更など) | ユーザーID | 12 | OK |
13 | (欠番) | |||
14 | (欠番) | |||
15 | 保存ジョブへのアクセス (一時保存、HDD保存ジョブの印刷/HDD保存ジョブの一時保存への読出し/一時保存ジョブのHDD保存) | ユーザーID | 15 | OK |
16 | 保存ジョブの削除 | ユーザーID | 16 | OK |
17 | (欠番) | |||
18 | (欠番) | |||
19 | HDDロックパスワードの変更 | 管理者ID | 19 | OK |
20 | 日時設定 | ユーザーID | 20 | OK |
*1:ユーザー認証に成功したとき、およびユーザー名は登録しているがパスワードが不一致だったとき、監査ログIDをユーザーIDとして保存します。
*2:未登録ユーザー名でユーザー認証に失敗したとき、監査ログIDを未登録ユーザーIDとして保存します。
監査ログの解析目的は、下記の内容を把握して、対策を講じることです。
データに対する攻撃の有無
攻撃の対象
攻撃の内容
攻撃による結果
具体的な解析方法は、以下を参照してください。