注意事項

責任者および管理者は、セキュリティー強化モードのご利用とともに、下記の使用環境を整えることをおすすめします。

本機を使用するためのクライアントコンピューターは、OSやアプリケーション(ウイルスソフト、プリンタードライバー、ブラウザなど)に対して、公開されている最新の更新プログラムを適用し、セキュアな状態で使用してください。

クライアントコンピューターから本機に送信される機密プリントファイル、認証プリントファイルは、暗号化されていません。機密プリントファイル、認証プリントファイルを保護するために、暗号通信機や盗聴検知機器を設置するなど盗聴防止対策を行ってください。

  • 管理者の資質:
    責任者は、管理者として十分な知識、技術、および経験を持った、信頼がおける人物を選出して、管理を依頼します。

  • サービスエンジニア(CE)の保証:
    責任者または管理者は、サービスエンジニア(CE)と保守契約を締結したことを確認した上で、セキュリティー強化モードを使用します。保守契約には、サービスエンジニア(CE)が不正な行為をしない旨を明記します。

  • セキュアなローカルネットワーク:
    ファイアウォールで保護された内部ネットワーク環境に機械を接続して、外部ネットワークから機械へアクセスできないようにしてください。また、内部ネットワークに不正な機器が接続されないように管理してください。

  • 管理者は、機械を関係者だけが操作できる場所に設置にします。夜間は施錠管理されている場所に、昼間は管理者が監視可能な場所に設置して、HDDなどの部品が盗難されないように、および機械内部を解析するような特殊装置が接続されないように管理してください。また、本体から取外したHDD等も本体同様に管理してください。

  • 管理者は、設置作業やメンテナンス作業などのサービスエンジニア(CE)が行う作業に立ちあってください。

  • 管理者は、機械に設定されている日時設定値にくるいがないか定期的に確認し、管理してください。