品質最適化ユニットIQ-501は、画質機能などを自動で行う自動画質調整機能を備えています。
自動画質補正では、断裁代を使って日常的に画像の品質をチェックします。画像位置や階調にずれがあった場合はリアルタイムで補正を行うため、ジョブ中の画像安定性の向上を図ることができます。この機能はデフォルトでOFFになっています。
プリント時、断裁代に補正用のトンボと階調パッチを自動で印刷します。
この補正用トンボと階調パッチを品質最適化ユニットIQ-501で読み取り、画像位置のズレや階調を補正します。
自動画質補正がONになっている場合、通常は設定を意識する必要はありませんが、機械環境等に応じて補正内容を変更することもできます。
自動画質補正の設定については、以下のいずれかのページをごらんください。
自動補正が可能なサイズは以下のとおりです。
SRA3
1218
1319
SRA4LEF
通紙方向の長さが225.0 mm以上の不定形用紙
用紙の端が折れてトンボが欠けたり、用紙サイズが異なっていたりすると、正しく読み取りができずエラーになります。エラーが表示された場合は用紙の欠けやサイズを確認してください。見た目は同じサイズに見えても、実際のサイズが異なるときがあります。
画質調整(階調調整)を自動で行う場合は、使用する用紙の出力紙濃度調整を済ませておく必要があります。
自動表裏調整をONにする場合は、給紙予定のトレイに対して表裏調整を一度済ませておく必要があります。用紙を変更したときや一日の初めには必ず表裏調整を行ってください。
十分な断裁代がない場合は、定期表裏調整をONにすることで、指定の出力枚数ごとに自動で表裏調整が行えます。
なお、自動画質補正と定期表裏調整を同時にONにすることはできません。自動画質補正がONになっているときは、定期表裏調整は無効になります。
定期表裏調整について詳しくは、画像の定期表裏調整機能についてをごらんください。