本機では、ユーザーごとに、参照できる宛先を制限できます。参照できる宛先の制限方法には、以下の種類があります。
制限方法 | 説明 |
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参照可能レベルで管理する | 宛先を重要度でレベル分けし、ユーザーごとに参照できるレベルの上限を設定します。 |
参照許可グループで管理する | 宛先をグループ化します。ユーザーは許可されたグループの宛先だけを参照できます。 |
参照可能レベルと参照許可グループを組合わせて管理する | 宛先の重要度と、ユーザーとの関連性を組合わせて参照範囲を設定します。 |
本機に登録した宛先を、重要度順に、レベル0~レベル5までに分類し、ユーザーごとに参照できるレベルの上限(参照可能レベル)を設定します。
たとえば、あるユーザーに、参照可能レベルとして3が設定されているとします。この場合、参照可能レベルが1~3の宛先は参照できますが、参照可能レベルが4と5の宛先は、参照できません。
本機に登録した複数の宛先を、部署ごとの取引先など、関連のあるグループ(参照許可グループ)にまとめます。
ユーザーごとに、参照できるグループを設定し、参照できる宛先を制限します。たとえば、あるユーザーに、参照許可グループとしてグループBが設定されているとします。この場合、グループBの宛先は参照できますが、他の参照許可グループの宛先は、参照できません。
本機に、参照許可グループを登録します。また、宛先とユーザーに、それぞれ参照許可グループを割当てます。
[グループ名]:グループの名前を入力します(半角24文字/全角12文字以内)。
[参照可能レベル]:参照可能レベルと参照許可グループを組合わせて登録宛先を管理するときは、参照許可グループの参照可能レベルを選びます(初期値:[レベル0])。
参照可能レベルと、参照許可グループを組合わせることで、より柔軟に管理できます。
たとえば、あるユーザーに、参照可能レベルとして3が、また、参照許可グループとして、グループBが設定されているとします。
この場合、ユーザーが参照できる宛先は、以下のようになります。
参照可能レベルが1~3までの宛先:A1~3、B1~3、C1~3
参照許可グループBに属する宛先:B1~5
ユーザーに対して、参照可能レベルと参照許可グループの両方を設定します。
参照可能レベルと参照許可グループを組合わせて登録宛先を管理するときは、参照可能レベルを設定した参照許可グループを登録し、登録宛先に対して割当てます。
[グループ名]:グループの名前を入力します(半角24文字/全角12文字以内)。
[参照可能レベル]:参照可能レベルと参照許可グループを組合わせて登録宛先を管理するときは、参照許可グループの参照可能レベルを選びます(初期値:[レベル0])。
参照可能レベルと参照許可グループを組合わせて登録宛先を管理するときは、登録宛先に対して、参照可能レベルが設定された参照許可グループを割当てます。
登録ユーザーに対して参照許可グループを指定する場合、参照許可グループそのものを指定することになります。したがって、選んだ参照許可グループに参照可能レベルが設定されていても、ここでは関係しません。