スクリーン変更について

スクリーンによって、画像などの再現性は大きく変わります。求められる画質に応じて、適切なスクリーンを選択してください。

■スクリーンの意味と目的

  • 本機では、スクリーン(網点)を使って画像を描画するため、スクリーンの種類によって画像などの表現がかわります。

  • 現在のスクリーン(または自動選択)では再現が難しいときは、適切なスクリーンを選択することが重要です。印刷時には、スクリーン1スクリーン2ストキャスティックの3つのスクリーンタイプから選択できますが、各スクリーンタイプに割当てるスクリーンは、管理者が管理者設定メニューで設定できます。
    ここでは、スクリーンタイプへのスクリーンの割当てと印刷時のスクリーンの選択方法を紹介します。

参考
  • スクリーンには、その形状・表現方法によって、「ラインスクリーン」/「ドットスクリーン」/「ストキャスティック」の3タイプがあります。それぞれに、ドット数や線数の異なる複数のスクリーンが用意されています。

スクリーンタイプと特長:

スクリーンタイプ

特長

本機の選択グループ

ラインスクリーン
(Line200、Line190など)

テレビの走査線のように線の集まりで描画するため、階調性がよくなります。ただし、文字を写真と同じように処理するため、くっきり再現できないことがあります。

スクリーン1、スクリーン2

ドットスクリーン
(Dot270、Dot190など)

点の集まりで描写します。一般的なオフセットプリンターで使用されているスクリーンです。

ストキャスティック
(FM1、FM2、FM3)

誤差拡散という方法で、画像を非周期的な細かな点で描画します。原稿の文字をくっきり描画するのに適しています。

ストキャスティック

■推奨実施タイミング

  • 現在のスクリーン(または自動選択)では再現が難しいとき

■想定環境

OS

Windows 7

アプリケーション

Adobe Acrobat XI Pro

イメージコントローラー

イメージコントローラー IC-604

プリンタードライバー

PS Plug-inドライバー

※画面例は、お使いの環境、およびアプリケーションのバージョンやリビジョンなどによって、実際の表示と異なることがあります。

■作業フロー

本体のタッチパネル、およびプリンタードライバーからスクリーンを変更できます。

■注意事項