最高濃度調整

最高濃度調整を行う

コントローラーキャリブレーションおよび、高度なコントローラーキャリブレーション(Exact Color)を実施した結果、濃度変動が大きくて改善されない場合、または、高精度の調整を実施したい場合に、最高濃度調整を実施します。

参考

■画質調整フローと本調整の位置づけ

  • 出力前の画質調整フローにおいて、本調整の位置づけは次のとおりです。

  • 前もって、調整フローの1つ前の調整を済ませてから本調整を実施してください。

  • 品質最適化ユニット IQ-501を装着している場合も、本調整の位置づけは同じです。

参照
  • 画質調整フローの一連の調整を連続して実施しない場合には、ガンマ自動調整を実施後に、次の調整から再開してください。

画質調整フロー

本調整の位置づけ

1つ前の調整

本調整

次の調整

スクリーン変更時調整フロー

― (なし)

日常の調整フロー:標準

― (なし)

日常の調整フロー:高精度

ガンマ自動調整

本調整

出力紙濃度調整

参考
  1. 本体の操作パネルで、設定メニュー/カウンターを押します。

    設定メニューが表示されます。

  2. 管理者設定を押します。

  3. 環境設定を押します。

  4. エキスパート調整を押します。

  5. プロセス調整を押します。

  6. 最高濃度調整を押します。

  7. <イエロー><マゼンタ><シアン><ブラック>の各色に対して、最高濃度を調整します。

    • ほそくターゲット濃度(目標値)より測定濃度が低い場合:+側(濃い)に調整します。

    • ほそくターゲット濃度(目標値)より測定濃度が高い場合:-側(淡い)に調整します。

    • ほそく用紙によって、濃度の変化量は異なります。できるだけ目的の濃度に近づくように、調整を繰り返してください。

  8. 印刷モードへを押して、チャートを出力します。

    最高濃度調整画面の右下に濃度測定結果が表示されます。

    • ほそく測定履歴を押すと、過去の測定結果(最大30件)を確認できます。
      最高濃度測定履歴画面で表示切替えを押すと、設定日時や用紙種類の順に表示を切替えられます。

  9. 目的の結果が得られるまで、手順7 ~ 手順8を繰返します。

  10. 設定内容を確定するため、OKを押します。

  11. 設定メニューを終了すると、ガンマ自動調整が実行されます。調整が終了するまで待ちます。