IPsec設定:SA設定

暗号化通信を行うときに使うSA(Security Association)の登録、登録済みのSAの編集、削除を行います。

  1. IPsec設定画面を表示します。

  2. SAの任意の欄の登録をクリックします。

    • ほそく登録済みのSAを編集したいときは編集をクリックします。

  3. SA設定を行います。

    • ほそく名称の入力欄にSAの名称を入力します。半角10文字まで入力できます。

    • ほそくカプセル化モード:IPsecの動作モードを選びます。

    • ほそくトンネルエンドポイントカプセル化モードトンネルを選んだ場合に、通信相手先となるIPsecゲートウェイのIPアドレスを入力します。

    • ほそくセキュリティプロトコル:セキュリティプロトコルを選びます。

    • ほそく鍵交換方式:通信の暗号化に使う共通鍵を安全に生成するときの、鍵交換方式を設定します。IKEによる自動鍵交換に対応していない機器を使う場合は、マニュアルキーを選ぶと、詳細なパラメーターを手動で設定できます。

    • ほそく確立後の破棄時間:通信の暗号化に使う共通鍵の有効時間を入力します。600(秒)- 604800(秒)の範囲で入力します。

  4. このSAで使用するIKE設定を行います。

    • ほそく認証方式ESNReplay Detectionについて、プルダウンメニューから選択します。

    • ほそく鍵交換方式IKEv2を選択した場合、Local認証方式から本機の認証方式を選び、Peerの認証方式から通信の相手先を認証する方式を選びます。

    • ほそくESP暗号化アルゴリズムESP認証アルゴリズムAH認証アルゴリズムについて、設定する項目のチェックボックスをクリックします。選択した項目によっては鍵長のプルダウンメニューから設定する鍵長を選択します。

    • ほそくIKEの強度を上げることができるPerfect Forward Secrecyを有効にする場合は、チェックボックスにチェックを入れます。

    • ほそくDiffie -Hellmanグループ(IKEv1)のプルダウンメニューからグループを選択します。

    • ほそくDiffie -Hellmanグループ(IKEv2)の優先順位を設定します。優先1優先4のそれぞれのプルダウンメニューからグループを選択します。

  5. 鍵交換方式マニュアルキーを選択した場合、マニュアルキー設定を行います。

    • ほそく暗号化アルゴリズム認証アルゴリズムについて、プルダウンメニューから選択します。選択した項目によっては鍵長のプルダウンメニューから設定する鍵長を選択します。

    • ほそくSAインデックス受信用送信用のそれぞれの入力欄に、256 - 4294967295の範囲で入力します。

    • ほそく暗号化用共通鍵受信用送信用のそれぞれの入力欄に、半角64文字まで入力できます。

    • ほそく認証用共通鍵受信用送信用のそれぞれの入力欄に、半角64文字まで入力できます。

  6. OKをクリックします。キャンセルをクリックすると、この操作の内容は設定されません。

  7. 設定完了画面のOKをクリックします。

    IPsec設定画面に戻ります。

  8. SAを削除したいときは、任意の欄の削除をクリックします。

  9. 削除確認画面のOKをクリックします。削除しない場合は、キャンセルをクリックします。

  10. 設定完了画面のOKをクリックします。

    IPsec設定画面に戻ります。