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小冊子:A4原稿をA3用紙に面付けする(等倍印刷/仕上りA4サイズ)

A4サイズの32ページの PDF原稿をA3用紙に面付けし、小冊子機能で仕上げます。

本項では、サンプルデータ(サンプルA)を使って、実際に操作しながら仕上げ方を確認できます。

■本項で紹介する例

■想定環境

OS

Windows 7

アプリケーション

Adobe Acrobat XI Pro

プリンタードライバー

PS Plug-in ドライバー

イメージコントローラー

内蔵イメージコントローラー

装着フィニッシャー

中とじ機SD-510フィニッシャーFS-532

※ 画面例は、お使いの環境、およびアプリケーションのバージョンやリビジョンなどによって、実際の表示と異なることがあります。

■使用するサンプル

  • サンプルA:A_sample.pdf

  • 本機に付属のユーザーズガイドCDの「/contents/sample/」フォルダーに格納されています。本項では、カラーデータのサンプルを使って、モノクロで印刷する例を説明します。

■作業フロー

STEP1:プリンタードライバーの設定

Arrow

STEP2:仕上りを確認する

印刷物の仕上りを確認後、必要に応じて、リンク先を参照して調整してください。

■おすすめの組み合わせ

  • スタンプ:印刷時に、各ページに日付/時刻、ページ番号、部数番号を挿入できます(プリンタードライバーの[スタンプ]タブ。スタンプを参照)。

  • ふちなし印刷:原稿の余白を残さずに印刷します(プリンタードライバーの[レイアウト]タブ。レイアウトを参照)。

■注意事項

プリンタードライバーの設定

プリンタードライバーで、以下の項目を設定します。

設定項目

・面付(小冊子)

・とじ方向

・原稿サイズ

・原稿の向き

・用紙サイズ

・給紙トレイ

また、アプリケーションの[印刷]画面で以下を設定します。

・部数

  • プリンタードライバーで設定をするときは、[レイアウト][仕上げ][表紙]などのタブの各項目に、前回の設定がそのまま残っていないか、確認してください。

  1. アプリケーションで原稿を開き、[ファイル]メニューから[印刷]をクリックします。

    例:ここでは、サンプルA(A_sample.pdf)を使用します。

  2. 印刷するプリンターを選び、[プロパティ]をクリックします。

  3. [レイアウト]タブをクリックしたあと、次の項目を設定します。

    例:

    項目

    設定

    [面付]

    [小冊子]

    [とじ方向]

    [左とじ]

    [原稿サイズ]

    [A4]

    [原稿の向き]

    [縦]

    [用紙サイズ]

    [A3]

    • プレビューに指定したとおりの設定が表示されない場合は、[オプション]タブの[装置情報取得]をクリックして、装置情報を取得してください。

  4. [用紙]タブをクリックしたあと、[トレイ/用紙情報取得]をクリックします。

    トレイ/用紙情報が取得できると、緑色のチェックマークが表示されます。

    • トレイ/用紙情報を取得できなかったときは赤色の×マークが表示されます。オプションの用紙トレイなどが正しく装着されているか確認してください。

  5. [給紙トレイ]でトレイを選択して、[OK]をクリックします。

    例:ここでは、[トレイ2]に使用する用紙(A3:短辺通紙)がセットされているものとして説明します。

  6. [印刷]画面で印刷したい[部数]を入力し、[印刷]をクリックします。

    印刷が始まります。印刷が完了したら、「仕上りを確認する」に進んで、印刷物の仕上りを確認します。

仕上りを確認する

印刷物の仕上りを確認します。以下の確認項目をチェックしたあとで、必要に応じて調整してください。

確認項目

確認ポイント

調整方法

仕上りサイズ/用紙種類

  • 指定した[用紙サイズ] になっているか

  • 指定したトレイの用紙に出力されているか

表裏の見当(サンプルチャートを使用)

オモテ面とウラ面の印刷位置がズレていないか

→ 上下左右いずれかにズレている:イメージシフトの調整

表裏調整:イメージシフトの調整

オモテ面とウラ面の印刷位置がズレていないか

→ 縮尺が変わってしまっている:縦倍・横倍の調整

表裏調整:縦倍・横倍の調整

中折り位置の確認

中折り位置が用紙のセンターからズレていないか

小冊子:中折り位置の調整

ステープルピッチの確認

ステープルの間隔は妥当か

小冊子:ステープルピッチの調整

画質の確認

画質に変動がなく安定しているか

→ 画質に変動がある:補正動作の実行

次のような現象が起きている場合も、補正動作を実行してください。

  • 画像に濃度差、濃度ムラがある

  • 画像にスジやムラ、ボケが発生する

サイズメモリー回復モード:感光体の予備回転を実施する

帯電手動清掃:帯電極を清掃する

感光体メモリー回復モード:感光体の予備回転を実施する

感光体リフレッシュモード:感光体の表面をリフレッシュする

ガンマ自動調整:ガンマ自動調整を実施する

イメージ通りの明るさやコントラストが再現されているか

→ 大幅にズレがある

画質:トーンカーブを調整する