ステープルピッチ(間隔)を調整します。
例として、仕上がりのステープル幅から4 mm 広げる場合の調整方法を説明します。
■ステープルピッチ位置調整の意味と目的
中とじのステープルピッチ(間隔)が狭い、または広いときに、数値を指定して間隔を調整します。
「-」の数値:ステープルピッチ(間隔)を狭くします。
「+」の数値:ステープルピッチ(間隔)を広くします。
■推奨実施タイミング
中とじのステープルピッチ(間隔)が狭い、または広いとき
■想定環境
イメージコントローラー | 内蔵イメージコントローラー |
装着フィニッシャー | 中とじ機 SD-510を装着したフィニッシャー FS-532 |
※画面例は、お使いの環境などによって、実際の表示と異なることがあります。
現在のステープル幅aを定規などで確認します。
ステープル幅の標準位置は用紙サイズによって決められています。
[A3](横)の場合:用紙の高さ(297 mm)÷2 =148.5 mm
本体のタッチパネルで、[機械状態]画面の[調整]を押します。
[調整メニュー]画面の[フィニッシャー調整]を押します。
[フィニッシャー調整]の[平とじ機調整]を押します。
[平とじ機調整]の[平とじ機(折り)調整]を押します。
[平とじ機(折り)調整]の[中とじピッチ調整]を押します。
調整する用紙サイズを押します。調整する数値を入力して、[セット]を押します。
例:ここでは、[A3]横に対して、ステープル間隔を4 mm 広くします。
項目 | 設定 |
---|---|
[A3]横 | +4 mm(+40)
|
画面上のテンキーを押して数値を設定します。
[+/-]で数値のプラス(広く)/マイナス(狭く)を選択します。
数値は、0.1 mm刻みになります(1 = 0.1 mm)。
個別の用紙サイズを選択して数値を入力すると、個別の用紙サイズの入力値+[全サイズへのオフセット]の入力値が設定量になります。
[印刷モードへ]を押すと印刷モードに変わり、原稿を印刷することができます。
原稿を再出力して、ステープル間隔を確認します。
ステープル位置のズレがなくなるまで、上記の手順を繰り返してください。