セキュリティー印刷は、印刷データに文書IDとパスワードをつけて、本機のボックス(セキュリティー文書ボックス)に保存する機能です。すぐに印刷されないため、印刷物の紛失や置忘れを防ぐことができます。
ボックスから印刷するには、本機の画面で文書IDとパスワードを入力する必要があるため、特に機密性の高い文書を印刷する場合に適しています。
セキュリティー文書の簡単印刷を有効にすると、コンピューターのログイン名が、セキュリティー印刷の文書IDとして使用されるため、文書IDの入力を省略できます。
また、コンピューターのログイン名を、セキュリティー印刷の文書IDとして使用することで、他のユーザーとの文書IDの重複がなくなるため、本機での文書管理が簡単になります。
ユーザーが本機で印刷するときは、本機の画面に文書IDの一覧が表示されるため、目的の文書IDを簡単に指定できます。
セキュリティー文書の簡単印刷を有効にする場合は、次の設定をします。
[設定メニュー]-[管理者]-[環境設定]-[ボックス設定]-[セキュリティー文書設定]で、[セキュリティー文書設定]を[簡単印刷する]に設定します(初期値:[簡単印刷しない])。
プリンタードライバーの[装置情報]タブの[装置オプション]で[セキュリティー文書設定]を[簡単印刷する]に設定します(初期値:[簡単印刷しない])。[装置オプション]について詳しくは、本機のオプション環境を設定するをごらんください。
1ジョブで2999ページまでの文書を印刷できます。
常に同じ文書IDとパスワードで印刷する場合は、あらかじめ登録しておくと、入力する手間が省けます。詳しくは、印刷設定の初期値を変更するをごらんください。
セキュリティー文書ボックスに保存されます。続いて、「本機でセキュリティー印刷ジョブを印刷する」へ進みます。
セキュリティー印刷機能で印刷したデータは、セキュリティー文書ボックスに保存されます。保存されたデータを印刷するには、プリンタードライバーで指定した文書IDとパスワードの入力が必要です。
ベーシックスタイルをお使いの場合、印刷のしかたについて詳しくは、ボックス内のファイルを印刷するをごらんください。
クラシックスタイルをお使いの場合、印刷のしかたについて詳しくは、ボックス内のファイルを印刷するをごらんください。