一時保存ジョブに対して、ジョブごとにトーンカーブを調整できます。トーンカーブだけを調整してジョブを再印刷する際に便利な機能です。
この機能を使用するには、お使いのコンピューターに、Color Centroをインストールする必要があります。
詳細は、Color Centroのトーンカーブ調整画面をごらんください。
Job Centroからトーンカーブ調整を行う場合は、サンプル選択はできません。
ここでは、一時保存ジョブのトーンカーブを調整する方法について説明します。
[Job Centro]画面で一時保存ジョブリストからトーンカーブを調整するジョブを選択します。
選択したジョブが、濃い背景色で表示されます。
拡張子がPS、PDF、PDF (APPE)、TIFFのプリントジョブはトーンカーブを調整できますが、その他の拡張子のプリントジョブ、PPDドライバーからのプリントジョブ、コピージョブ、10,000ページ超過の保存ジョブは、トーンカーブを調整できません。
ただし、コントローラーメモリスイッチNo.28の設定を変更すれば、PPDジョブもトーンカーブを調整できるようになります。
複数のジョブを選択したときは、トーンカーブを調整できません。
目的のジョブが表示されていないときは、検索または検索条件のクリアを行って、目的のジョブを一覧に表示します。
[トーンカーブ調整]をクリックします。
[トーンカーブ調整]画面が表示されます。
ジョブを選択して[トーンカーブ調整]をクリックすると、[イメージ][テキスト/グラフィック][全て同一]のラジオボタンが表示され、イメージ、テキスト/グラフィックのトーンカーブが調整できます。
[全て同一]を選択すると、イメージのトーンカーブがテキスト/グラフィックにも適用されます。
なお、グレーアウトされている場合は、[全て同一]が選択されています。
ジョブを選択し、右クリックメニューから[トーンカーブ調整]を選択、もしくは[トーンカーブ]アイコンへドラッグしても、[トーンカーブ調整]画面が表示されます。
カスタムスクリーンが設定されているジョブは、トーンカーブを調整できません。その場合は、Color Centroでトーンカーブ調整を行って、ジョブに適用してください。
エンジンの管理者設定([環境設定] - [エキスパート調整] - [画質調整] - [トーンカーブタグ別設定])で、[タグ別調整しない]が設定されている場合、イメージとテキスト/グラフィックとでトーンカーブを掛け分けているジョブは、トーンカーブを調整できません。
ただし、テキスト/グラフィックのトーンカーブを[イメージと同じ]に設定した場合は、[トーンカーブ調整]画面が開いて、トーンカーブを調整できます。
トーンカーブを調整します。
選択したジョブに設定されているトーンカーブが調整の対象です。
[適用]をクリックし、調整したトーンカーブをジョブに適用します。
調整したトーンカーブは、選択しているジョブにだけ適用されます。調整したトーンカーブを、現在開いているページに適用するか、ジョブ全体に適用するかを選択します。
調整したトーンカーブをジョブに適用すると、印刷設定の[色変換設定]画面の[オプション設定]タブの[トーンカーブ]に、[ジョブトーンカーブを使用]が設定されます。
[ファイル]メニューから[閉じる]を選択し、[トーンカーブ調整]画面を閉じます。