紙づまりを処理するときに注意していただきたいことを記載しています。
紙づまりを処理する前に必ず読んでください。
紙づまりを処理するときに、主電源スイッチ、副電源スイッチをOFFにしないでください。トレイや定着搬送ユニットを引出すことができなくなります。
定着搬送ユニットを引出すレバー[M4]は、本体の給紙入口部および排紙部につまった紙があると、右に倒して定着搬送ユニットを引出せません。絶対に、レバー[M4]を無理に倒さないでください。
つまっている用紙を取除くときは、紙を破ったり、紙片を機械の内部に残したりしないようにしてください。
紙づまり発生時は、指示箇所以外の扉やトレイを開かないでください。紙づまりが発生すると他のトレイから自動的に排紙されますが、指示箇所以外の扉やトレイを開くと、排紙は行われません。
定着搬送ユニットを引出したとき、図のように手を入れると、ドラム面に触れることがあります。ドラム面に触れて傷つけないようにしてください。
定着部につまった紙を取除くとき、取出す方向にご注意ください。
紙づまり処理のためフィニッシャーFS-532のスタッカーを引出すとき、ロックがかかって引出せないときがあります。
また、引出されたスタッカーを元の位置に戻すとき、ロックがかかって元の位置に戻せないことがあります。
いずれの場合も、スタッカーのツマミ[FS8]を回してください。ロックが解除されて操作できるようになります。
JAM位置画面のメッセージ表示部に、ジャムコードを表示することもできます。詳しくは、サービス実施店にお問い合わせください。
JAM位置画面のイラスト説明を押します。
イラスト説明画面が表示されます。
ほそくイラストが複数あるときは、次頁を押して紙づまり処理方法を確認します。
ほそくJAM位置画面に戻るときは、JAM位置表示を押します。
画面に表示されている指示に従って、紙づまりを処理します。
紙づまりを処理する前に、注意ラベルの位置を確認してください。詳しくは、冊子マニュアルの安全にお使いいただくためにをごらんください。
処理が終わると、機械状態画面に戻ります。
紙づまりの箇所が複数ある場合は、JAM位置画面に戻り、次に処理すべき箇所とメッセージを表示します。手順1、手順2を繰返して、すべての箇所を処理します。紙づまりの処理がすべて完了すると、機械状態画面に戻ります。
表示 | 作業時の警告注意文 |
---|---|
注意 高温 やけど | |
やけどをするおそれがあります。 | |
本体定着ユニットの左側面部や定着側面部カバー内側の高温部に手を触れないでください! | |
定着搬送ユニットを引出して、定着側面部を開いたときは、特にご注意ください。 | |
注意 けが | |
けがをするおそれがあります。 | |
本体と定着搬送ユニットのすき間に手や腕を入れないでください! | |
電気部品の接続端子などに触れると故障の原因になったり、思わぬ事故になったりすることがあります。無理な作業はしないで、サービス実施店にご連絡ください。 | |
注意 けが | |
つまった針でけがをすることがあります。 | |
針づまりを処理するときは、ご注意ください。 | |
ステープル針はとがっています! | |
注意 高温 やけど | |
やけどをするおそれがあります。 | |
糊タンクユニットに手を触れないでください! | |
糊タンクユニットが前に出ている状態でユニットを押込むときは、特にご注意ください。 |
定着部につまった紙を取出す方向を誤ると、定着部を汚したり、故障の原因になったりすることがあります。下記の手順従ってつまった紙を処理してください。
定着部の右側につまった紙があるときは、ツマミ[M6]を時計方向に回して、紙を右側に送ってから取除いてください。
定着部の右側からつまった紙を取出せないときは、左側から取除きます。
このとき、レバー[M8]を開いてからレバー[M9]を開きます。ツマミ[M6]を回さずにつまった紙を左側から引出します。
レバー[M9]を開くと、高温になっている定着部に触れやすくなります。やけどをするおそれがありますので、特にご注意ください。
レバー[M9]を開けないでつまった紙を左側から引出さないでください。機械故障の原因になります。