A4サイズの32ページの PDF原稿をA3用紙に面付けし、小冊子機能で仕上げます。
本項では、サンプルデータ(サンプルA)を使って、実際に操作しながら仕上げ方を確認できます。
■本項で紹介する例
中とじ機 SD-506を本体に装着してください(中とじ機 SD-506を使用するを参照)。
■想定環境
OS | Windows 7 |
アプリケーション | Adobe Acrobat X Pro |
プリンタードライバー | PS Plug-in ドライバー |
イメージコントローラー | イメージコントローラー IC-602 |
装着フィニッシャー | 中とじ機 SD-506 |
※画面例は、お使いの環境、およびアプリケーションのバージョンやリビジョンなどによって、実際の表示と異なることがあります。
■使用するサンプル
サンプルA:A_sample.pdf
付属CD-ROMの「/contents/sample/」フォルダーに格納されています。
■作業フロー
■おすすめの組み合わせ
■注意事項
印刷する前に、次の内容を確認して、設定と操作を行ってください。
印刷する用紙をセットして用紙を設定する(用紙設定:給紙トレイの用紙を設定する/用紙設定:用紙の設定をする/用紙プロファイル:個別設定変更画面で用紙を設定・登録するを参照)
中とじ機の束排出トレイを引出す(中とじ機 SD-506/中とじ機 SD-506を参照)
安定した色を再現するため、日常のキャリブレーションに加え、スクリーン変更時や用紙が異なる場合・色味が重要な場合など、必要に応じて、出力前の画質調整を実施してください。詳しくは、出力前の画質調整をごらんください。
本機能を設定できない場合は、装置オプションが正しく装着されているか確認してください。
原稿の向きと給紙トレイの用紙の向きを合わせてください。
プリンタードライバーで、以下の項目を設定します。
設定項目
・面付(小冊子)
・とじ方向
・原稿サイズ
・原稿の向き
・用紙サイズ
・給紙トレイ
・部数
プリンタードライバーで設定をするときは、[レイアウト][仕上げ][表紙]などのタブの各項目に、前回の設定がそのまま残っていないか、確認してください。
アプリケーションで原稿を開き、[ファイル]メニューから[印刷]をクリックします。
例:ここでは、サンプルA(A_sample.pdf)を使用します。
印刷するプリンターを選び、[プロパティ]をクリックします。
[レイアウト]タブをクリックしたあと、次の項目を設定します。
例:
項目 | 設定 |
---|---|
[面付] | [小冊子] |
[とじ方向] | [左とじ] |
[原稿サイズ] | [A4] |
[原稿の向き] | [縦] |
[用紙サイズ] | [A3] |
[用紙]タブをクリックしたあと、[トレイ/用紙情報取得]をクリックします。
トレイ/用紙情報が取得できると、緑色のチェックマークが表示されます。
トレイ/用紙情報を取得できなかったときは赤色の×マークが表示されます。オプションの用紙トレイなどが正しく装着されているか確認してください。
[給紙トレイ]でトレイを選択して、[OK]をクリックします。
例:ここでは、[トレイ2]に使用する用紙(A3:短辺通紙)がセットされているものとして説明します。
[印刷]画面で印刷したい[部数]を入力し、[OK]をクリックします。
印刷が始まります。印刷が完了したら、「仕上りを確認する」に進んで、印刷物の仕上りを確認します。
印刷物の仕上りを確認します。以下の確認項目をチェックしたあとで、必要に応じて調整してください。
確認項目 | 確認ポイント | 調整方法 |
---|---|---|
仕上りサイズ/用紙種類 |
| ― |
表裏の見当(サンプルチャートを使用) | オモテ面とウラ面の印刷位置がズレていないか → 上下左右いずれかにズレている:イメージシフトの調整 | |
オモテ面とウラ面の印刷位置がズレていないか → 縮尺が変わってしまっている:縦倍・横倍の調整 | ||
中折り位置の確認 | 中折り位置が用紙のセンターからズレていないか | |
ステープルセンター位置の確認 | ステープル位置が用紙のセンターからズレていないか | |
ステープルピッチの確認 | ステープルの間隔は妥当か | |
画質の確認 | 画質・色に変動がなく安定しているか → 画質・色に変動がある:補正動作の実行 次のような現象が起きている場合も、補正動作を実行してください。
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イメージ通りの色が再現されているか → 大幅にズレがある |