SMB接続

SMB印刷は、コンピューターから、本機を直接指定して印刷する機能です。本機の共有には、SMB(Server Message Block)プロトコルを使います。

名前解決のために、WINSサーバーを導入している場合は、WINSサーバーを登録します。

ダイレクトホスティングSMBサービスを有効にすると、IPアドレス(IPv4/IPv6)またはホスト名で通信できます。ダイレクトホスティングSMBサービスを有効にすることで、IPv6環境でもSMB印刷機能を使えます。

LLMNR(Link-local Multicast Name Resolution)を使うと、DNSサーバーがない環境でも名前解決ができます。IPv6環境で、名前解決を行いたい場合などに便利です。

SMB印刷を使う場合は、次の手順で設定してください。

  1. 本機のIPアドレスの設定など、ネットワークに接続して使うための設定をします。

    設定のしかたは、TCP/IP接続をごらんください。

  2. SMB印刷の基本設定をします。

    設定のしかたは、SMBサーバー設定をごらんください。

  3. お使いの環境に応じて、次のオプションを設定します。

    WINSサーバーを使って名前解決したい

    からWINS/NetBIOS設定

    IPv6環境でSMB印刷機能を使いたい

    からDirect Hosting設定

  4. DNS サーバーが稼動していない環境で、通信先をホスト名で指定したい場合は次の設定を行います。

    1) TCP/IP設定 TCP/IP設定で、LLMNR設定有効に設定します。

    2) Direct Hosting設定を行う。

    詳しくは、Direct Hosting設定をごらんください。

  5. コンピューター側の設定をします。

    Windows 8.1/10/Server 2012/Server 2012 R2/Server 2016 の場合:

    からネットワーク接続(LPR/Port 9100/SMB)

    Windows 7/Server 2008/Server 2008 R2の場合:

    からネットワーク接続(LPR/Port 9100/SMB)