トーンカーブについて

トーンカーブとは、CMYK各色の入出力濃度カーブを操作して、明るさやコントラストを調整する機能です。さまざまな条件で調整したトーンカーブをイメージコントローラーに登録しておくと、登録したトーンカーブを印刷時に呼出して適用できます。Color Centroを使うと、トーンカーブの調整、および、イメージコントローラーへの登録ができます。プリンタードライバーからトーンカーブを設定することもできます。

Color Centroを使って、トーンカーブ(CMYK各色の入出力濃度カーブ)を調整することで、ページ全体の色調・明るさ・コントラストを調整します。

調整したトーンカーブはイメージコントローラーに登録しておき、印刷時に呼出して適用できます。

トーンカーブの意味と目的

CMYK各色の入出力濃度カーブを操作して、明るさやコントラスト、連続階調(グラデーション)の再現などを調整します。

ユーザーの嗜好などに合わせて、写真の色合いや明るさ、メリハリを変えたいときに役立ちます。

調整したトーンカーブをイメージコントローラーに登録しておくことで、原稿に合わせて印刷時にいつでも呼出せます。

推奨実施タイミング

  • 明度(明るさ)を変更したいとき

  • コントラストを変更したいとき

  • 写真やイラストの色味を、全体的に変更したいとき

想定環境

OS

Windows 7

アプリケーション

Color Centro 2.1、Adobe Acrobat Reader DC

プリンタードライバー

PS Plug-inドライバー

イメージコントローラー

イメージコントローラー IC-605

※画面例は、お使いの環境、およびアプリケーションのバージョンやリビジョンなどによって、実際の表示と異なることがあります。

注意事項

  • 色の出力濃度は、1日の中でも湿度・温度などによって変動します。また、用紙の種類・厚さ・スクリーンなどによってもかわります。

  • 安定した色を再現するため、日常のキャリブレーションに加え、スクリーン変更時や用紙が異なる場合・色味が重要な場合など、必要に応じて、出力前の画質調整を実施してください。詳しくは、スクリーン変更時の調整フロー日常の調整フロー:標準、および日常の調整フロー:高精度をごらんください。