日常的なコントローラーキャリブレーション(コントローラーキャリブレーションについてを参照)に加え、必要に応じて精度を測定して、Gray Step(グレーバランス)の測定結果などを確認します。グレーの色の標準状態に対する数値を参考にして、必要に応じて高度なコントローラーキャリブレーション(G7)を実行してください。
G7キャリブレーションを行うには、2つの方法があります。
Color Centroを使用した手動調整
タッチパネルを使用した自動調整
高度なコントローラーキャリブレーションの意味と目的
日常的なコントローラーキャリブレーション(コントローラーキャリブレーションについてを参照)では CMYK 各色の出力濃度を調整するのに対して、高度なコントローラーキャリブレーションでは、各単色(CMYK)を1次元カーブとして扱い、グレーバランスを制御することで、色再現の精度を高めます。詳しくは、キャリブレーションの概要をごらんください。
Color Centro には、デフォルトでExact Color が設定されています。Exact Color が設定されているColor Centro にG7 キャリブレーションを追加設定して併用できません。G7 キャリブレーションに切替えるときは、サービス実施店にお問い合わせください。
推奨実施タイミング
任意(精度測定を実施して、その結果、ΔCh(彩度の差分)などの数値が大きい場合)
注意事項
安定した色を再現するため、スクリーン変更時や用紙が異なる場合・色味が重要な場合など、必要に応じて、その他の画質調整も実施してください。詳しくは、スクリーン変更時の調整フロー、日常の調整フロー:標準、および日常の調整フロー:高精度をごらんください。
高度なコントローラーキャリブレーション(G7)、スクリーン変更時の調整フロー、日常の調整フロー:標準、および日常の調整フロー:高精度を実施しても色が安定しない場合には、プロファイルを作成することで解決することがあります。