コンピューターに管理者権限がない場合に、LK-114_ManagerPortおよびプリンタードライバーをインストールするために、必要なLK-114_InstallToolを作成します。
LK-114_InstallToolを作成する手順は以下のとおりです。
Driver Packaging Utilityを使ったプリンタードライバーセットアップファイルの作成
LK-114_InstallerCreateToolを使ったLK-114_InstallToolの作成
Driver Packaging Utilityを使って、プリンタードライバーセットアップファイルを作成します。
Driver Packaging Utilityをあらかじめ、コンピューターの任意のフォルダーにコピーしてください。
[プリンターとスキャナー]の表示のしかたについては、[プリンターとスキャナー]を表示するをごらんください。
Windows 10の場合は、一覧から本機をクリックし、[管理]-[プリンターのプロパティ]をクリックします。
[ユーザーアカウント制御]に関する画面が表示されるときは、[続行]または[はい]をクリックします。
Driver Packaging Utilityの画面が表示されます。
コンピューターにインストールされているStandard TCP/IP Portのプリンターの一覧が表示されます。
ここで指定するパスは、[Program Files]フォルダーにインストールされたプリンタードライバーファイルではなく、インストール前のプリンタードライバーフォルダーのプリンタードライバーファイルを指定します。
追加したプリンター名が表示されます。
[パッケージ名]に任意の名称を入力します。
[パッケージ実行時に以下のユーザーに変更する]にチェックをつけ、配布先の管理者権限を持つユーザーのユーザー名、パスワード、ドメインを入力します。
パッケージ(プリンタードライバーセットアップファイル)が作成されます。作成が完了すると、完了画面が表示されます。
LK-114_InstallerCreateToolを使って、ユーザーのコンピューターに配布するためのLK-114_InstallToolを作成します。
LK-114_InstallerCreateToolをあらかじめ、コンピューターの任意のフォルダーにコピーしてください。
LK-114_InstallerCreateToolが起動します。
LK-114_InstallToolを実行するユーザーが、自分のコンピューターに対して管理者権限を持たない場合は、管理者権限を持つユーザーの[ユーザーID]、[ドメイン]、[パスワード]を入力します。
LK-114_InstallToolを実行するユーザーが、自分のコンピューターに対して管理者権限を持っている場合は、[クライアントPCでインストール可能な権限を指定する]のチェックを外します。この場合、LK-114_InstallToolの[invoke.exe]を実行したユーザーの権限で、インストールが行われます。
[全て自動で行う]を選択すると、ユーザーは設定を行う必要はありません。
インストールするプリンタードライバーをLK-114_ManagerPortで使用できるようにする場合は、[全て自動で行う]を選択し、[次の文字列に部分一致するインストール済みプリンターのポートをLK-114_Manager Portに変更する]にチェックをつけてから、テキストボックスに、Driver Packaging Utilityの[プリンター]タブで設定したプリンター名を入力します。
LK-114_ManagerPortのインストール完了後にLK-114_ManagerPortの設定画面が表示されるようにするには、[インストール完了後、ManagerPort設定を表示する]にチェックをつけます。
ユーザーが設定を行う場合は、[ユーザーが、インストールするプリンタードライバーの選択やManagerPort設定を行う]を選択します。
設定内容で、LK-114_ManagerPortの接続先情報を設定します。
[接続先名]:管理用の接続先名を入力します。
[LK-114ドメインのトポロジー機アドレス]:ユビキタスグループのリストを取得するための、トポロジー機のIPアドレスを入力します。
[所属グループのトポロジー機アドレス]:プリントジョブの送信先にするユビキタスグループの、トポロジー機のIPアドレスを入力します。
接続先情報をファイルからインポートする場合は、[設定ファイルのインポート]をクリックして、接続先情報ファイルを選びます。接続先情報ファイルについて詳しくは、接続先情報ファイルについて(管理者向け)をごらんください。
ストレージ機のSNMP設定またはOpenAPI設定を変更している場合は、[通信設定]をクリックしてストレージ機と通信するための設定をします。
プリントジョブの送信に関する設定を行わない場合は、[サーバー装置へプリントジョブを送信する時の設定をする]のチェックを外します。
LK-114_InstallToolにプリンタードライバーを同梱する場合は、[インストーラーの中にプリンタードライバーを同梱する]にチェックをつけ、[ドライバー追加]をクリックします。手順6へ進みます。
LK-114_InstallToolにプリンタードライバーを同梱しない場合は、[インストーラーの中にプリンタードライバーを同梱する]のチェックを外します。手順8へ進みます。
ユーザーのコンピューターに対応するプリンタードライバーを指定します。
必要に応じて、[ドライバー名]でプリンタードライバーセットアップファイル(exe)のファイル名を変更します。
LK-114_InstallToolが作成されます。完了すると作成完了画面が表示されます。
[LK-114_InstallerCreateTool]フォルダーに[LK-114_InstallTool_yyyymmddhhmmss]フォルダーが作成されます。「yyyymmddhhmmss」はLK-114_InstallToolを作成した日時を示しています。