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[表裏調整]の流れ

[表裏調整]は次の流れで進めてください。

  1. 印刷面の基準位置を確認する。

    印刷位置のズレを判断するためには、本体側で必要な基準位置の調整が完了している必要があります。

    [表裏調整]を行う前に、基準位置の調整値を確認し、必要に応じて調整してください。

    確認が必要な調整項目は、[機械状態]画面の[調整] - [マシン調整] - [プリンター調整]にある次の項目です。

    オモテ面を以下の順番で調整してから、ウラ面も同じ順番で調整してください。

    [通紙方向倍率調整] - [通紙交差方向倍率調整] - [先端タイミング調整] - [片寄り調整]

    • 印刷面の基準位置に関する調整は、高度な調整です。実施する前に、サービス実施店にお問い合わせください。

  2. トレイごとに[表裏調整]を行う。

    次の4通りの方法で調整できます。(AccurioPress C2070Pは、[スキャン測定]調整はできません)

    • [スキャン測定]調整:オモテ面を基準に、ウラ面の倍率と印刷位置を補正して、表裏を合わせる調整方法です。本機のスキャナー機能を使って自動的に表裏調整を行います。→スキャン測定調整

    • [表裏差]調整:オモテ面を基準に、ウラ面の倍率と印刷位置を補正して、表裏を合わせる調整方法です。→表裏差調整

    • [チャート調整]:オモテ面とウラ面の倍率と印刷位置を補正して、表裏を合わせる調整方法です。→ チャート調整

    • [倍率][イメージシフト]調整:[スキャン測定]調整、[表裏差]調整または[チャート調整]後に微調整を行うときや、表裏のズレの量を把握できているときの調整方法です。→倍率/イメージシフト調整

  • 印刷時に、画像全体が回転していたり、歪んでいたりするときは[スキャン測定]調整または[回転/Skew]で回転とSkew量を調整できます。詳細は、回転/Skew調整をごらんください。

  • トレイの紙種を変えるときや、印刷画像の大きさ(倍率)と位置(イメージシフト)の精度が重要なときは、最初に[オモテ][倍率][イメージシフト]調整か[チャート調整]でオモテ面の調整を行い、その後に[スキャン測定]調整か[ウラ][チャート調整]でウラ面の調整を行うことをおすすめします。

  • [表裏調整]画面のデフォルト画面を変更できます。詳しくは、サービス実施店にお問い合わせください。(AccurioPress C2070Pは、[スキャン測定]調整画面をデフォルト画面に設定することはできません)