セキュリティー強化設定がONになると、ユーザー認証に関する機能が下記のように強化されます。
設定メニュー画面の管理者設定―ユーザー認証/部門管理―認証方式のユーザー認証が自動的に本体装置認証に設定されます。
ユーザーのデータ保護が必要な以下の機能を使用するときは、必ずユーザー認証が必要になります。
主電源スイッチをOFFにしたとき
副電源スイッチをOFFにしたとき
操作パネルのIDを押したとき
読込み中/出力中のジョブを中止するとき
タッチパネルの読出し、コピー、スキャン、または保存タブを押したとき
タッチパネルのジョブリスト タブ- 一時保存ジョブ、機密ジョブを押したとき
タッチパネルのジョブリストタブ-出力予約ジョブでジョブを削除するとき
オートリセット機能が動作したとき
ユーザー認証時に入力するユーザー名に対するパスワード(ユーザーパスワード)は、8~64文字の半角英数字(英字は大文字と小文字を区別)でなければ、使用できなくなります。8文字未満のユーザーパスワードを設定しているユーザー名を引続き使用する場合は、管理者がユーザーパスワードを8文字以上に変更する必要があります。
ユーザー認証時にユーザー名やユーザーパスワード(または部門名や部門名パスワード)の入力を間違えたとき、約5秒間再入力を受付けなくなります。
セキュリティー強化設定をONにすると、ICカードによるユーザー認証はできなくなります。
セキュリティー強化設定をONにすると、ユーザー設定画面の環境設定にある日時設定を使用できません。
ユーザーがHDD内のパスワードが設定されているファイルにアクセスすると、パスワードの認証操作はすべて監査ログとして保存されます。
最初はユーザー認証ができないようになっています。ユーザー認証を設定する場合、必要に応じて部門振分け数を変更する必要があります。詳しくは、ユーザー認証・部門管理についてをごらんください。
セキュリティー強化モード時に必要となるユーザー名およびパスワードを登録します。また、登録したユーザー名およびパスワードを変更したり、削除したりできます。詳しくは、ユーザー登録をごらんください。
ユーザーは、ユーザー認証で必要なパスワードを変更できます。管理者がユーザー登録した後、ユーザーが自分自身のパスワードを再設定することをおすすめします。詳しくは、ユーザー設定:パスワード変更をごらんください。
ユーザー認証を得ていない状態でユーザーパスワードを変更するとき、変更するユーザーパスワードに割当てられたユーザー名を入力する必要があります。