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本体装置認証を設定する

設定の流れ

本機を使えるユーザーを、本機の認証機能(本体装置認証)で制限できます。ユーザーの認証情報は、本機の内部で管理します。

ユーザー認証を導入すると、本機を使えるユーザーを制限できるだけでなく、ユーザーごとに使える機能を制限したり、本機の使用状況を管理したりなど、セキュリティーやコストを意識した、高度な使い方ができます。

本体装置認証を導入する場合は、次の手順で設定してください。

  1. ユーザー認証の基本設定をする(こちら

  2. お使いの環境に合わせて設定する

    • 登録ユーザーが管理者権限でログインできるようにする(こちら

    • ユーザーごとに使える機能を制限する(こちら

    • 参照できる宛先を制限する(こちら

    • ユーザーごとに印刷できる枚数の上限を管理する(こちら

ユーザー認証の基本設定をする

ユーザー認証を有効にします。あわせて、本機にユーザーを登録します。

  1. Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ユーザー認証/部門管理]-[認証方式]で、次の設定をします。

    設定

    説明

    [ユーザー認証]

    本体装置認証を導入するときは、[本体装置認証]を選びます。

    [パブリックユーザー]

    登録されていないユーザー(パブリックユーザー)の使用を許可するかどうかを選びます(初期値:[許可しない])。

    • [許可しない]:パブリックユーザーの使用を許可しません。

    • [許可する(ログインあり)]:パブリックユーザーの使用を許可します。パブリックユーザーが本機を使うには、ログイン画面で[パブリックユーザーで使用]を選びます。

    • [許可する(ログインなし)]:パブリックユーザーの使用を許可します。パブリックユーザーは、本機へログインすることなく、本機を使えます。パブリックユーザーが多数存在する環境でお使いの場合は、ログイン操作が不要となるため便利です。

    [上限値到達時の動作]

    それぞれのユーザーには、印刷できる枚数に上限を設定できます。ここでは、上限を超えた場合の動作を選びます(初期値:[ジョブ飛越し])。

    • [ジョブ飛越し]:実行中のジョブを停止して、次のジョブの印刷を開始します。

    • [ジョブ停止]:すべてのジョブを停止します。

    • [ジョブ削除]:実行中のジョブを削除します。

  2. Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ユーザー認証/部門管理]-[ユーザー認証設定]-[ユーザー登録]-[新規登録]で、次の設定をします。

    設定

    説明

    [登録No.]

    ユーザーの登録番号を設定します。

    [空き番号を使う]は、空いている小さい数字から自動的に登録されます。番号を指定したいときは、[直接入力する]を選び、番号を入力します。

    [ユーザー名]

    ユーザーの名前を入力します(全角/半角64文字以内)。

    登録済みのユーザーと重複するユーザー名は設定できません。また、ユーザー名は1度登録すると変更できません。

    [E-mail宛先]

    ユーザーのメールアドレスを入力します(スペースを除く半角320文字以内)。

    メールアドレスを登録すると、Scan to Me機能を利用できます。

    [ユーザーパスワード]

    本機にログインするときのパスワードを入力します(半角64文字以内)。

    [機能制限]

    必要に応じて、ユーザーが使える機能を制限します。

    詳しくは、こちらをごらんください。

    [上限設定]

    必要に応じて、ユーザーが印刷できる枚数の上限を設定します。

    詳しくは、こちらをごらんください。

    [参照許可設定]

    必要に応じて、ユーザーが参照できる宛先を制限します。

    詳しくは、こちらをごらんください。

    [権限設定]

    必要に応じて、ユーザーに管理者権限を付与します。

    詳しくは、こちらをごらんください。

  • ユーザーを登録したあと、[続けて登録]をクリックすると、ユーザーの一覧画面に戻らずに、続けて別のユーザーを登録できます。

  • [一時利用停止]をオンにすると、登録ユーザーを一時的に無効にできます。

  • ユーザー認証と部門管理を連動させる場合は、[所属部門]が表示されます。[所属部門]には、ユーザーの所属部門を指定できます。

  • 登録ユーザー一覧で[カウンター]をクリックすると、ユーザーごとの使用枚数を確認できます。