ユーザー管理にWindows ServerのActive Directory(NT互換ドメイン環境)をお使いの場合は、本機を使えるユーザーを、NTLM認証で制限できます。
ユーザー認証を導入すると、本機を使えるユーザーを制限できるだけでなく、ユーザーごとに使える機能を制限したり、本機の使用状況を管理したりなど、セキュリティーやコストを意識した、高度な使い方ができます。
NTLM認証を導入する場合は、次の手順で設定してください。
お使いの認証サーバーを本機に登録します。あわせて、本機の認証方式を変更し、登録した認証サーバーで認証するように設定します。
Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ユーザー認証/部門管理]-[外部サーバー設定]-[外部サーバー設定]-[編集]をクリックします。
[第1サーバー]の[編集]をクリックして、次の設定をします。
設定 | 説明 |
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[外部認証サーバー名称] | 認証サーバーの名前を入力します(半角32文字以内)。 |
[外部認証サーバータイプ] | [NTLM v1]または[NTLM v2]を選びます。 |
[NTLM] | 認証サーバーとしてNTLMをお使いの場合に、サーバーの情報を登録します。
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必要に応じて、[第2サーバー]の[編集]をクリックして、次の設定をします。
設定 | 説明 |
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[第2サーバー設定] | 第2サーバーを使う場合は、オンにします(初期値:オフ)。 |
[ラウンドロビン機能] | ラウンドロビン機能を使う場合は、オンにします(初期値:オフ)。 ラウンドロビン機能を使うと、第1サーバーと第2サーバーに交互に接続することで、サーバーの負荷を分散することができます。 |
[再接続設定] | 第1サーバーに接続できないときに第2サーバーへ接続するための設定をします(初期値:[指定時間毎に接続])。ラウンドロビン機能が有効の場合は、第2サーバーに接続できないときに第1サーバーへ接続するための設定にもなります。
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[外部認証サーバータイプ] | 認証サーバーの種類を選び、必要な情報を設定します。 設定内容について詳しくは、第1サーバーの登録内容をごらんください。 |
Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ユーザー認証/部門管理]-[認証方式]で、次の設定をします。
設定 | 説明 |
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[ユーザー認証] | 外部の認証サーバーで認証するときは、[外部サーバー認証]または[本体装置+外部サーバー認証]を選びます。 外部の認証サーバーに問題が発生した場合を考慮して、本体装置の認証機能を利用したログインができるようにしたい場合には、[本体装置+外部サーバー認証]を選びます。 |
[デフォルト認証方式] | [ユーザー認証]で[本体装置+外部サーバー認証]を選んだ場合は、優先する認証方式を選びます(初期値:[外部サーバー認証])。 |
[上限値到達時の動作] | それぞれのユーザーには、印刷できる枚数に上限を設定できます。ここでは、上限を超えた場合の動作を選びます(初期値:[ジョブ飛越し])。
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[外部認証サーバー設定] | サーバー認証時の動作を設定します。
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第1認証サーバーと第2認証サーバーの接続状態は、[ユーザー認証/部門管理]-[認証サーバー接続状態]-[外部サーバー認証]で確認できます。[接続可能]と表示されている場合は、第1認証サーバーと第2認証サーバーのどちらも接続できます。