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イメージコントローラー IC-308の画質調整フロー

本機で安定した色を再現するために、スクリーン変更時や用紙が異なる場合、色味が重要な場合など、必要に応じて画質調整を実施してください。

ここでは、イメージコントローラー IC-308を本機に装着している場合の画質調整フローを説明します。

イメージコントローラー IC-308を本機に装着している場合は、次の3種類の画質調整フローがあります。

  • スクリーン変更時調整フロー

  • 日常の調整フロー(標準)

  • 日常の調整フロー(高精度)

スクリーン変更時の調整フロー

スクリーンを変更したときに、以下の画質調整を実施してください。

  • この調整は、本機導入(セットアップ)時の調整と同じ調整内容になります。

STEP1:スクリーン選択

スクリーンの設定(割当て)変更に伴い、使用するスクリーンを選択します。

スクリーン選択(スクリーン変更時調整フロー)

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STEP2:ガンマ自動調整

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STEP3:濃度バランス調整

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STEP4:出力紙濃度調整

[基本設定][定期調整の実行][する]に設定して、必要に応じて[出力紙濃度手動調整]を実施してください。

出力紙濃度調整(スクリーン変更時調整フロー/日常の調整フロー(標準)/日常の調整フロー(高精度))

特殊な用紙を使用する場合や、自動調整の精度を向上したい場合には、[用紙別カラーセンサー調整]をおすすめします。詳細は、出力紙濃度調整(スクリーン変更時調整フロー/日常の調整フロー(標準)/日常の調整フロー(高精度))をごらんください。

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日常の調整フロー(標準)

すべてのお客さまに日常運用の中で実施していただきたい調整です。

次のタイミングで実施してください。

・本機の電源をONにしてから30分後

・本機の電源をONしてから6時間経過後

・1000枚~2000枚出力したとき

・色味が重要なジョブを出力する直前

・その他、色味がおかしいと感じられたとき

中継搬送ユニットRU-511の濃度センサーで、自動的にキャリブレーションが実施されます。

出力紙濃度調整

日常の調整フロー(高精度)

「日常の調整フロー(標準)」に加えて、特に次のような場合に実施してください。

・色味が重要なジョブを出力する直前

・色安定性に満足できない(再現精度を高めたい)とき

・用紙が異なるとき

STEP1:出力濃度調整

[基本設定][定期調整の実行][する]に設定されていることを確認してください。

出力紙濃度調整(スクリーン変更時調整フロー/日常の調整フロー(標準)/日常の調整フロー(高精度))

トレイに対しても、[用紙設定]の[出力濃度調整]が設定されていることを確認してください。

出力紙濃度調整(スクリーン変更時調整フロー/日常の調整フロー(標準)/日常の調整フロー(高精度))

一般的な用紙を使用する場合は「デフォルト値」を設定してください。

特殊な用紙を使用する場合や、自動調整の精度を向上したい場合には、[用紙別カラーセンサー調整]をおすすめします。詳細は、出力紙濃度調整(スクリーン変更時調整フロー/日常の調整フロー(標準)/日常の調整フロー(高精度))をごらんください。

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STEP2:ガンマ自動調整

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STEP3:最高濃度調整

濃度の再現精度を向上させます。

最高濃度調整(日常の調整フロー(高精度))

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