Color Centroを使って、代替色を新規に登録します。印刷時にプリンタードライバーの設定代替色を有効にすると、代替色を適用して印刷できます。
ここでは、置換え元(オリジナル)のCMYK色に対して次のような代替色を登録し、置換えて印刷する方法を紹介します。
・置換え元(オリジナル):C=100/M=95/Y=0/K=30
・代替色:M=100/Y=100(赤)
本項の例は、置換え元の色がCMYK色の場合の操作です。置換え元の色が RGB 色の場合は、画質:代替色(RGB→CMYK)を登録するをごらんください。
サンプルデータ(サンプルB)を使って、実際に操作しながら確認できます。
■代替色の意味と目的
イメージコントローラーでは、特定のRGB色/CMYK色を、特定のCMYK色(代替色)に置換えて印刷できます。置換え元の色と代替色は、代替色テーブルで定義します。
Color Centroを使うことで、この代替色の新規作成・登録、および編集ができます。
代替色は、主にイラストやテキストの色などを変えたいときに使います。
■推奨実施タイミング
原稿中の特定のCMYK色(置換え元の色)を別のCMYK色(代替色)に置換えたいとき
■想定環境
OS | Windows 7 |
アプリケーション | Color Centro 2.0/Adobe Acrobat X Pro |
イメージコントローラー | イメージコントローラー IC-602 |
プリンタードライバー | PS Plug-inドライバー |
※画面例は、お使いの環境、およびアプリケーションのバージョンやリビジョンなどによって、実際の表示と異なることがあります。
■使用するサンプル
サンプルB(B_sample.pdf)
付属CD-ROMの「/contents/sample/」フォルダーに格納されています。
■作業フロー
■注意事項
置換え元(オリジナル)の色は、すべて指定した代替色に置換わります。色を置換えずに出力したいテキスト/グラフィック/イメージ中に、指定した置換え元の色が含まれていないかどうか、十分に確認してください。
安定した色を再現するため、日常のキャリブレーションに加え、スクリーン変更時や用紙が異なる場合・色味が重要な場合など、必要に応じて、出力前の画質調整を実施してください。詳しくは、出力前の画質調整をごらんください。