[ジョブリスト]タブの[出力予約ジョブ]画面は、出力中ジョブ、停止中ジョブ、または出力予約ジョブの状態をリスト表示します。
この画面では、出力中のジョブや停止中のジョブは、削除したり、[チケット詳細]画面でそれらのジョブの詳細を確認したりできます。
また、出力予約ジョブについては、削除したり、出力の順番を変更したり、[チケット詳細]画面で詳細を確認したりできます。
番号 | 名称 | 説明 |
---|---|---|
1 | [出力予約ジョブ] | [出力予約ジョブ]画面を表示するときに押します。 |
2 | [ファイル名] | ジョブにファイル名情報があるときに表示します。 |
3 | [ユーザー名] | ジョブにユーザー名情報があるときに表示します。 |
4 | [状態] | 出力中ジョブ、停止中ジョブ、出力予約ジョブの現在の状態を表示します。 |
5 | [ページ] | ページ数を最大5桁まで表示します。 |
6 | [部数] | 部数を最大4桁まで表示します。 |
7 | [残枚数] | ページ数×部数=出力残枚数を最大4桁まで表示します。 |
8 | [時間(分)] | 各ジョブの出力に要する時間を分で表示します。 |
9 | [モード] | コピー、プリンターなど出力する形態を表示します。 |
10 | [優先出力] | 優先出力を指定したジョブを先に出力します。優先出力したいジョブ項目を選択してから[優先出力]を押し、表示されたダイアログの[はい]を押します。 |
11 | [削除] | ジョブを削除するときは、削除するジョブ項目を選択して押します。選択したジョブが削除されます。 |
12 | [先頭へ] | 現在出力しているジョブの次に出力するジョブにするときは、次に出力したいジョブ項目を選択して押します。出力中のジョブ項目の下に移動します。 |
13 | [1つ上へ] | 出力の順番を先にしたいときは、先にするジョブ項目を選択して押します。ボタンを押すごとに選択したジョブ項目が上にスライドします。 |
14 | [1つ下へ] | 出力の順番を後にしたいときは、後にするジョブ項目を選択して押します。ボタンを押すごとに選択したジョブ項目が下にスライドします。 |
15 | [後尾へ] | 出力の順番を最後にしたいときは、最後にするジョブ項目を選択して押します。選択したジョブ項目が最後に移動します。 |
16 | [チケット詳細] | ジョブの詳細を確認したいジョブ項目を選択して押します。選択したジョブの[チケット詳細]画面が表示されます。 |
17 | リストスクロールボタン | 出力予約ジョブリストをスクロールするときに押します。中央にジョブリストの表示ページとトータルページが表示されます。 |
18 | [リスト保存して電源OFF] | 停止中のジョブやそれ以降の出力予約ジョブを翌日継続するときに押します。 |
[リスト保存して電源OFF]は、ジョブ出力中に操作パネルのストップを押してジョブを停止中にしたときに、機能します。停止中ジョブおよびそれ以降に出力する出力予約ジョブのリストを保存して、翌日に継続します。詳細は、ジョブを翌日に継続するをごらんください。
リストに表示されている出力予約ジョブは、優先出力、ジョブの予約順序の変更、およびジョブ確認ができます。
優先出力は、イメージコントローラー IC-602を装着したときに使用できます。
優先出力は、リストに表示されている出力予約ジョブの1つを選択して優先出力を指定することによって、動作中のジョブを停止してから優先指定したジョブを先に出力する機能です。優先出力を指定したジョブを出力したあとに、停止したジョブの出力を再開します。
優先出力の指定をできるようにする条件
優先出力するジョブが予約リストに表示されている
読込み中、出力中、または停止中のジョブがあるとき
優先出力できない条件
割込み中
優先出力中
[ジョブチケット編集]画面からのサンプル出力中
[出力]を押して出力予約ジョブに設定されていない一時保存ジョブ
優先出力:原稿読込み中の停止条件
ADFで原稿読込み中に読込んだデータを出力しているときは、原稿読込みが終了しても、その出力が終わるまで停止しません。
ADFで原稿読込み中に読込んだデータを出力していないときは、原稿読込みが終了したとき、そのジョブを停止します。
原稿ガラスで原稿をスキャンしているときは、読込み終了したとき、そのジョブを停止します。
優先出力:印刷出力の停止条件
印刷出力中のジョブが大容量スタッカー LS-505、大容量スタッカー LS-506、くるみ製本機 PB-503を使用している場合や、中とじ機 SD-506、折り機 FD-503、フィニッシャー FS-531、フィニッシャー FS-532、フィニッシャー FS-612を使用して、その機械内部に用紙が残っている場合は、部数区切りで停止します。
印刷出力中で上記条件以外の場合は、即時停止します。
優先出力ジョブと停止中、またはウォームアップ中のジョブ
停止中のジョブが大容量スタッカー LS-505、大容量スタッカー LS-506、くるみ製本機 PB-503を使用していない場合や、中とじ機 SD-506、折り機 FD-503、フィニッシャー FS-531、フィニッシャー FS-532、フィニッシャー FS-612を使用して、その機械内部に用紙が残っていない場合は、動作を再開した後に停止中のジョブにかわって優先出力のジョブを出力します。
ウォームアップ中のジョブは、優先出力のジョブと入替わります。
優先出力後の動作
優先出力のジョブの出力が完了すると、停止していたジョブの出力を自動的に開始します。
下記の手順に従って操作してください。
画面の[ジョブリスト]タブを押して、[出力予約ジョブ]を押します。
画面リストから出力中、停止中、予約のジョブの状態を確認します。
上記ジョブが15件以上ある場合は、[]または []を押して表示します。
操作したい動作中ジョブ項目を選択して、画面右側のジョブ操作ボタンを押します。
リストのジョブ項目を選択して、目的のボタンで操作します。
各ボタンの機能は、出力予約ジョブを確認/操作するをごらんください。
優先出力するときは、優先出力したいジョブ項目を選択して、[優先出力]を押します。表示されたダイアログの[はい]を押します。
優先出力を実行するために部数区切り停止を待っているときに操作パネルのストップを押すと、一時停止します。[中止]を押すと、停止したジョブを中止します。[継続]を押すと、停止したジョブを再開します。[一時停止]を押すと、出力を一時停止し、操作パネルのスタートを押すと再開します。
優先出力を受付け、現在出力中のジョブの停止を待っているときに[削除]を押すと、優先出力のジョブは削除され、もとのジョブの出力が自動的に再スタートします。
優先出力のジョブが予約リストにあるときや、優先出力ジョブを出力しているときは、割込みできません。
優先出力ジョブを出力しているとき、通常のジョブと同様に翌日に継続できます。
確認したいジョブ項目を選択して、[チケット詳細]を押します。
[チケット詳細]画面が表示されます。
[チケット詳細]画面で内容を確認します。
内容を確認後、[閉じる]を押します。