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平とじ:ステープル紙幅の調整

ステープルした用紙の不揃いを、ステープル束の整合板幅(ステープル紙幅)で調整します。

ここでは例として、ステープル紙幅を1 mm 小さくする場合の調整方法を説明します。

■ステープル紙幅の調整の意味と目的

  • ステープル時に用紙に不揃い(紙束内のズレ)があるときに、数値を指定してステープル束の整合板幅(ステープル紙幅)を調整します。

  • 「-」の数値:狭くします。

  • 「+」の数値:広くします。

■推奨実施タイミング

  • ステープル時に用紙に不揃い(紙束内のズレ)があるとき

■想定環境

イメージコントローラー

イメージコントローラー IC-603

装着フィニッシャー

フィニッシャー FS-532

※画面例は、お使いの環境などによって、実際の表示と異なることがあります。

  1. 原稿を出力し、現在の用紙束内のズレaを定規などで確認します。

    用紙束内にズレaがないかを確認します。紙幅よりも紙幅設定が大きいとズレが発生します。

  2. 本体のタッチパネルで、[機械状態]画面の[調整]を押します。

  3. [調整メニュー]画面の[フィニッシャー調整]を押します。

  4. [フィニッシャー調整][平とじ機調整]を押します。

  5. [平とじ機調整][平とじ機(メイン)調整]を押します。

  6. [平とじ機(メイン)調整][ステープル紙幅調整]を押します。

  7. 調整する用紙サイズを押します。調整する数値を入力したあと、[セット]を押します。

    例:ここでは[全サイズへのオフセット](すべての用紙サイズ)のステープル紙幅を 1 mm 狭くします。

    項目

    設定

    [全サイズへのオフセット]

    1 mm 狭くする(-10)

    • [全サイズへのオフセット][+/-][1][0][セット]の順に押すと、入力値が[-10]となり、ステープル紙幅が1 mm 狭くなります。

    • 画面上のテンキーを押して数値を設定します。

    • [+/-]で数値のプラス/マイナスを選択します。

    • 数値は、0.1 mm 刻みになります(1=0.1 mm)。

    • 個別の用紙サイズを選択して数値を入力すると、個別の用紙サイズの入力値+[全サイズへのオフセット]の入力値が設定量になります。

    • [印刷モードへ]を押すと印刷モードに変わり、原稿を印刷することができます。

  8. 原稿を再出力して、ステープル紙幅のズレを確認します。

    必要に応じて、上記の手順を繰り返してください。