イメージコントローラー IC-603を装着した機械の出力前の画質調整として、下記の調整フローを紹介しています。
スクリーン変更時調整フロー
日常の調整フロー(標準)
日常の調整フロー(高精度)
日常の調整フロー(標準)では、出力紙濃度調整を行います。
スクリーン変更時調整フローでは、任意のスクリーン選択をした後、ガンマ自動調整、濃度バランス調整を行い、出力紙濃度調整を行います。
日常の調整フロー(高精度)では、ガンマ自動調整、濃度バランス調整を行い、出力紙濃度調整を行います。
イメージコントローラー IC-603の画質調整フローについては、イメージコントローラー IC-603の画質調整フローをごらんください。
出力紙濃度調整について詳細は、出力紙濃度調整をごらんください。
Color Centroで測色器を使ったキャリブレーションがあります。
キャリブレーションデータの使用目的に応じてキャリブレーション方法を選択してください。出力紙濃度調整と、Color Centroで測色器を使ったキャリブレーションの精度は同等です。
出力紙濃度調整は、本機が自動で調整を行うタイミングを判断します。所要時間は約1分です。
Color Centroで測色器を使ったキャリブレーションは、ユーザーが手動で実施するタイミングを判断します。所要時間は約10分です。
ここでは、Color Centroで測色器を使ったキャリブレーションを行う方法を説明します。
本機側の[調整]-[画質調整]-[出力紙濃度調整の使用]-[基本設定]の、[出力紙濃度調整の使用]を[する]に選択すると、自動的にキャリブレーションデータが生成されるため、測色器によるキャリブレーションはできません。コントローラーキャリブレーションを行うときは、以下の設定を行います。
本機側の[出力紙濃度調整の使用]を[しない]にします。
測色器が使用できます。また、Color Centroによる測色器を使ったキャリブレーションができます。
測色器を選択するに進みます。