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BMLinkS印刷の使用環境を設定する

概要

本機は、BMLinkS(Business Machine Linkage Service)統合プリンタードライバーに対応しています。

BMLinkS統合プリンタードライバーは、メーカーや機種に依存しないプリンタードライバーです。用途に応じたプリンターを検索して印刷できるので、ユーザーや管理者の負荷を軽減できます。本機とコンピューターとの通信をSSLで暗号化すれば、より安全に印刷できます。

BMLinkS印刷をお使いになる場合は、次の手順で設定してください。

  1. 本機のIPアドレスの設定など、ネットワークに接続して使うための設定をする

    • 設定のしかたは、こちらをごらんください。

  2. BMLinkS印刷の基本設定をする

    • 設定のしかたについては、こちらをごらんください。

  3. お使いの環境に応じて、次のオプション設定をする

    目的

    参照先

    コンピューターとSSLで通信したい

    こちら

  • この機能は、Webブラウザー機能が有効の場合に利用できます。オプションの拡張メモリーを装着している場合は、Webブラウザー機能の有効/無効に関わらず利用できます。一部の機種は、拡張メモリーを標準で装備しています。詳しくは、こちらをごらんください。

  • BMLinkS統合プリンタードライバーの対応OSやインストール方法、使用方法については、BMLinkSのサイトからダウンロードできるマニュアルをごらんください。

BMLinkS印刷の基本設定をする

BMLinkSを有効にします。あわせて、BMLinkSのプリンタードライバーと接続するための設定や、本機の情報の登録、BMLinkSへの通知に関する設定などを行えます。

  1. 管理者モードの[ネットワーク]-[BMLinkS設定]で、次の設定をします。

    設定

    説明

    [BMLinkS使用設定]

    BMLinkSを使うときは、[使用する]を選びます。

    初期値は[使用しない]です。

    [ポート番号設定]

    必要に応じて、ポート番号を変更します。

    通常はそのままお使いいただけます。

    [SOAPポート番号]

    必要に応じて、SOAPポート番号を変更します。

    SOAPポートでは、印刷コマンドを受信します。

    初期値は[52080]です。

    [プリンターポート番号]

    必要に応じて、プリンターポート番号を変更します。

    プリンターポートでは、印刷ジョブを受信します。

    初期値は[52000]です。

    [タイムアウト設定]

    必要に応じて、通信のタイムアウト時間を変更します。

    [サーバータイムアウト]

    必要に応じて、本機が印刷コマンドや印刷ジョブを受信するときの、通信のタイムアウト時間を変更します。

    初期値は[60]秒です。

    [クライアントタイムアウト]

    必要に応じて、本機がプリンタードライバーに通知するときの、通信のタイムアウト時間を変更します。

    初期値は[60]秒です。

    [サービス通知間隔]

    必要に応じて、起動公告を送信してから、タイムアウトするまでの、公告の有効時間を変更します。

    有効時間を経過しても、BMLinkSを使っている場合は、自動的に更新されます。

    初期値は[3時間]です。

    [デバイス情報設定]

    必要に応じて、本機の情報を設定します。

    [プリンター名]

    プリンタードライバーに通知する、本機のプリンター名を入力します(255バイト以内)。

    初期値は[BMLinkS Print]です。

    [Friendly Name]

    プリンタードライバーに通知する、本機の名前を入力します(255バイト以内)。

    本機を探すときにわかりやすい名前をつけます。

    初期値は[BMLinkS Device]です。

    [設置場所]

    必要に応じて、本機の設置場所を入力します。

    [通知許可設定]

    印刷完了後に、通知するかどうかを選びます。

    初期値は[使用する]です。

  2. 管理者モードの[ネットワーク]-[SSDP設定]で、次の設定をします。

    設定

    説明

    [SSDP]

    BMLinkSを使うときは、[使用する]を選びます。

    SSDPを使うと、本機でBMLinkSサービスが起動したことを、プリンタードライバーに知らせます。

    また、プリンタードライバーで、SSDPによるBMLinkSサービスのサービス検索が行われると、本機が検索条件に合致する場合に、応答します。

    初期値は[使用する]です。

    [マルチキャストTTL設定]

    必要に応じて、SSDPマルチキャストパケットのTTL(Time To Live)を変更します。

    初期値は[1]です。

SSLで通信する

本機とコンピューターとの間の通信を、SSLで暗号化します。

  1. 本機の証明書を登録し、SSL通信を有効にします。

    • 詳しくは、こちらをごらんください。

  2. 管理者モードの[ネットワーク]-[BMLinkS設定]で、次の設定をします。

    設定

    説明

    [SSL設定]

    SSLで通信するときは、[SSL通信のみ可]または[SSL/非SSL通信可]を選びます。

    初期値は[非SSL通信のみ可]です。

    [ポート番号設定]

    必要に応じて、SSL通信用のポート番号を変更します。

    通常はそのままお使いいただけます。

    [SOAPポート番号(SSL)]

    必要に応じて、SSL通信用のSOAPポート番号を変更します。

    初期値は[52443]です。

    [プリンターポート番号(SSL)]

    必要に応じて、SSL通信用のプリンターポート番号を変更します。

    初期値は[52001]です。